今更? このタイミングでニンテンドー2DS発売

ツイッターで、任天堂がニンテンドー2DS『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』限定パック」を9,980円(税別)で2016年2月27日に発売すると発表していました。(fellowさん、るりるりさん情報ありがとね)

もともと海外での販売のてこ入れのために開発されたニンテンドー3DSの廉価版であるニンテンドー2DS。海外では２2年以上前に発売されていましたが、3DSの販売が好調だった日本での発売は見送られ続けていました。ここにきて、しかもクリスマス商戦終了直後に「2ヶ月後に発売します」という意図がよくわからないタイミングでの発表です。

[トピックス]「ニンテンドー2DS『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』限定パック」2016年2月27日発売！希望小売価格は各9,980円（税別）です。 https://t.co/QFEdrDULSI pic.twitter.com/Mo4vs6FXVs

— 任天堂株式会社 (@Nintendo) December 25, 2015

そもそも『ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ』はニンテンドー3DSのバーチャルコンソールタイトルとして2016年2月27日に配信が開始される予定でした。『ポケットモンスター赤・緑』というポケモンの原点タイトルが1996年2月27日にゲームボーイ向けに発売されていますが、その20年後の発売が設定されたダウンロード専用タイトルです。

ただし、任天堂は正式ラインナップに加えるつもりで発売しません。
まず、「一部店舗での限定販売」です。一部店舗とはイオン、イオンスタイル、イオンスーパーセンター、Game TSUTAYA加盟店、トイザらス、Amazon.co.jp「ポケモンストア」、ポケモンセンター、ポケモンストアで、近所で買える代物にはなっていません。

もともと3D表示が売りの3DSからその3D表示をなくしてついでに折りたたみ式というアイデンティティを捨てた、コンセプトが不明瞭な単なる販売てこ入れのための製品ですので安い以外に存在価値はないのですが、更にはnew 3DSではなくスペック的にも劣る旧3DSベースの製品なのでNew3DS専用ソフトは起動できませんし、Newニンテンドー3DS/New 3DS LLからの引っ越しもできません。

公式サイトによると