プロジェクト名”KARL3DS” ninjhax経由で3DSにカーネルアクセス

GBATempで、Deathracelord氏がニンテンドー3DSへのカーネルアクセスに取り組んでいることを公表していました。

GBATempフォーラムでトピックを投稿し発表したDeathracelord氏は、カーネルアクセスに取り組んでいるそのプロジェクト名を”KARL3DS”と名付けました。

“KARL3DS”は”Kernel Anti-piracy Region-free Loader 3DS”(カーネルアクセスの実現による違法コピー起動のためではないリージョンフリーの3DS向けローダー。読み方はカール3DSか)の意味で、目的はニンテンドー3DSでの有用なカーネルアクセスを実現することによりNANDダンプやその復号化、ゲームカードリッジのダンプとその復号化、そして上手く行けばリージョン制限を回避するカスタムファームウェアの起動、です。

一応は違法コピー起動ではないことを強調していますが、現実的には違法コピー起動もできてしまうGatway 3DSなどと方向性は同じです。Gatway 3DSなどでは既に実装できているNANDダンプやゲームカードダンプを3DSシーンの有志の手でも無料で実現していこう、というプロジェクトという理解で良いと思います。

現在はメンバー募集段階で、今後は既に公開されているような情報あつめて整理し、ninjhaxへの適用方法を検討して行くという方針です。ninjhaxの流用で確定するのは3DSのv9.2までが対象ということです。残念ながらv9.3以降だとninjhaxが利用できませんのでKARL3DSも対象外ですが、今後新たにexploitが発見される可能性はあるため3DSハックの基本開発として成長して行って欲しいプロジェクトです。

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