PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.60

SCEJAが、PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.60 アップデートしていました。

VHBL対策ファームは早々と公開されると思っておりましたが、前バージョンの2.12公開から約3ヶ月、VHBL ゲームタイトル『Gamocracy One: Legend of Robot 』 が発表されてから2週間半という時期に新しいVitaのファームウェア 2.60が公開されました。

2.13でもなく、ましてやメジャーアップデートなら十分あり得た2.50でもなく2.60ですので、機能的には大幅アップデートであってしかるべきです。

Total_Noob氏が2.12向けに準備してたと思われるkxploitが2.60でも生きているかどうかが、次のニンジャリリースがVHBLなのか、CFE(eCFW)なのかの分かれ目と言えるかもしれません。

2.60の変更点ですが、さすが大幅アップデートだけあって盛りたくさんです。

バージョン2.60で更新される主な機能

PlayStation Network
■セーブデータをPlayStation®Networkのサーバーに簡単にアップロード/ダウンロードできるようになりました。この機能を使うには、PlayStation®Plusへの加入が必要です。
各ゲームのLiveAreaでPlayStation Plusをタップします。

ミュージック(ミュージック)/ビデオ(ビデオ)
■PS3 やパソコンなどの接続した機器に保存されたコンテンツを、PS Vitaにコピーしなくても再生できるようになりました。分類のリストから接続している機器を選び、コンテンツをタップするとそのまま再生できます。
 ・パソコンのコンテンツ管理アシスタント for PlayStationのバージョンを最新版にしておく必要があります。

設定
■[ネットワーク]の[Bluetooth設定]を、新しく追加した[周辺機器]に移動しました。

その他
■ PSボタンを押したままにして表示されるメニューで、ネットワーク機能の設定ができるようになりました。

バージョン2.60で更新されるその他の機能

ホーム画面
■PS Vita本体のボタンを使って、ホーム画面のカスタマイズができるようになりました。ホーム画面でPS Vita本体のボタンを押し、画面にフォーカスが表示された状態で△ボタンを押すと、編集モードになります。

ゲーム
■PSP GameおよびPlayStation規格ソフトウェアのメニューの表示方法を変更しました。ゲームを起動中に、PSボタンを押したままにするとメニューが表示されます。

トロフィー(トロフィー)
■ゲームごとにトロフィーの獲得情報の公開/非公開を設定できるようになりました。
PlayStation Networkをタップし、設定したいゲームをタップします。オプション>[プライバシー設定]>[このゲームのトロフィーを公開する]のチェックボックスをタップしてチェックを付けると、設定が有効になります。

ブラウザー
■Webページ上の動画をストリーミングで再生中に、画面や字幕など再生時の設定を変更できるようになりました。再生中にオプション>[設定]をタップします。

コンテンツ管理
■セーブデータの自動アップロードの設定方法を変更しました。各セーブデータの情報画面で設定していましたが、コンテンツ管理>[はじめる]>オンラインストレージ>[セーブデータ自動アップロード]の[セーブデータを選ぶ]で設定できるようになりました。この機能を使うには、PlayStation Plusへの加入が必要です。

設定
■[PlayStation®Network]>[プライバシー設定]に[トロフィーを公開する]を追加し、トロフィーの獲得情報の公開範囲を設定できるようになりました。

今回はYouTubeでの2.60紹介動画まで公開する気合いの入れようです。

xmlファイルによると、level1、level2、システムバージョン全てが2.60になっていますし、7月29日ビルドとなっています。Gamocracy One exploitのゲーム名公開から9日目には既に完成していたことになります。

level0_system_version=”01.600.000″
level1_system_version=”02.600.000″
level2_system_version=”02.600.000″
map=”01.800.000
version system_version=”02.600.000

そして、wilolo.netによると、当然のことながらGamocracy One: Legend of Robot exploitは対策され、あげくの果てにコミュニティで色々考えて実践していたPS VitaへのHomebrewインストールのトリックも潰されました。具体的にはフォルダ名を替えるというトリックで、”GAME”フォルダの名称を変えてその中にコンテンツを入れる、ということができなくなりました。既にインストールされているものは大丈夫のようですが、新たにPSNコンテンツではないと判断されるものは /GAME/フォルダに置けなくなってしまいました。

根本的にVHBL起動をブロックされる対策ではないため、本来5周年記念でプレゼント使用としていたwololo氏の持つVHBLや、The Z氏のVHBLも動作するそうです。


2.60でのHello World

それよりなにより、OpenCMA r5が問題なく動くとか。

また、 雑魚さんからコメントでいただきましたが、root3173210氏(173210氏)が日本版のゲームを利用した2.60 VHBLの動画を公開しています。

173210氏からはかなり以前からお話は聞いておりますので、以前から持っているVHBLであれば本物だと思います。

メモリが確保できない問題を抱えているとのことですが、Homebrew起動はできています。Total_Noob氏が6.60 TNリリースに向けて動き始めたため、日本版のセーブデータexploitのうちわざわざVHBLがきちんと動いているものを先に出してしまうことが良いのかどうか微妙な時期に入ってしまった感はあります。

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『PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.60』へのコメント

  1. 名前:173210 投稿日:2013/08/07(水) 09:06:45 ID:0667ad3ad 返信

    本当にガチガチに固めてきてますね最近のSONYは
    よっぽどPSPで色々やられたことが悔しいみたいですね