Gateway 3DS Teamが、ニンテンドー3DSのバックアップ起動ができるという”マジコン” Gateway 3DSの公式FAQを公開していました。
結論から言うと、以前お伝えしたガッカリ仕様の情報とさほど変わっていません。敢えて言うならばGateway 3DS Teamとしてガッカリ仕様を認めたことが新しい情報です。
公式FAQの日本語訳は以下です。
現時点では必要です。
– microSDカードはゲームのサイズに合わせる必要がありますか?
いいえ、microSDカードはROMのサイズより大きい分には構いません。
– 3DS本体と異なるリージョンのゲームはプレイできますか?
現時点ではできません。ただし、要望が多数あるので可能かどうかの調査を開始しました。
– Homebrewは起動しますか?
できません。
– セーブデータはどうなりますか?別のゲームに入れ替えた時セーブデータは保存されたままですか?それともなくなってしまいますか?
現在、セーブデータのバックアップとリストアができるよう作業中です。
– Gateway 3DSは任天堂のアップデートでブロックされることはありますか?
想定外の事態であっても起こりうる可能性はあります。(システムのアップデートは不用意に行わないで下さい)
– 必要なmicroSDカードの最も大きい容量と最も小さい容量は何になりますか?
256MBから4GBまでです。
– ローカルでのマルチプレイやオンラインのマルチプレイは可能ですか?
可能ですが、オンライン機能はお使いにならないことを推奨します。
– ゲームプレイでインターネット接続は可能ですか?
可能ですが、オンライン機能はお使いにならないことを推奨します。
– アップグレードできますか?
できます。設計上アップグレードに対応する予定です。
– DSのバックアップROMは起動しますか?
起動しません。DSのバックアップ起動は他の手段でお願いします。
– 販売価格はいくら位ですか?
およそ80ドル/65ユーロです。日本円で8000円程度になります。
その他、発売予定は6月末ですが、生産が開始されるまでは予約金含めた事前支払いは受け付けません。エンドユーザーの皆様は公式サイトで予約受付開始を発表し、販売店が受け付けるまでは支払いを一切行わないで下さい。くれぐれも公式サイトで予約を受け付けると発表する前に支払いをしないで下さい!
あれ?予約金1,000円取ってた日本の販売店があったはずですが…と思い公式販売店のページを見たら、その販売店は消えていました。
残った日本の公式販売店サイトの製品説明で、先日まではなかったはずですが、このブログの文章を丸々コピペしているのを発見しました。公式FAQの日本語版も日本公式販売店サイトには掲載されているのも発見しました。
日本の販売店のFAQの翻訳はおかしな、というかかなりヒドい日本語なので機械翻訳かと思い、試しにGoogle翻訳やエキサイト翻訳を使って訳してみましたが、あのような文章は出てきませんでした。多分誰か人間がお訳しになったもののコピペなのだと思われます。公式FAQはこの記事で始めて日本語に翻訳したので私のとこのコピペではありません。
とにかく何ヶ所か見受けられる「現時点ではできない」という表現は、将来的にはできるかのように感じますが、見込みがある訳ではなさそうです。しかも生産開始前に金を取ることを望んでいないことから、Gateway 3DS Teamでは販売できない(物理的な理由と、任天堂の先手必勝法的措置による理由が考えられます)可能性も考えているのかもしれません。
Homebrewの起動に関しては署名の関係があるから現状無理なのかもね。
同じ理由でexploitも望めなさそうだし。本体になにかない限りは…