2010年10月一覧

ゲーム最新情報 2010年10月16日のニュース

●Total_Noob’s Blogで、Total_Noob氏が6.20TN(HEN)の開発状況についての報告をしていました。ParitionCheckの構造の見直し、ModuleManagerのパッチが違っていたのを修正(以上2点はChickHEN作者Davee氏の協力による)、systemctrlエクスポート追加が変更点で、これらにより90%のHomebrew起動に対応するようになったそうです。ちなみに友人から借りるはずのPSP goが借りれなくなってしまったので、貸してくれる人または寄付を募っています。(NAKKANさん情報ありがとね)

●wololo.netで、wololo氏が『みんなのGolf ポータブル2』に対応するようにしたHalf Byte Loader R102をリリースしたことを伝えていました。ただし、まだ動作安定のためにメモリーダンプを集めている段階で結果を反映させていないため起動しない可能性があります。そのためコンパイルして配布などは避けてほしいそうです。

●Maxconsoleが、販売筋からのタレコミ情報として、ハッキング対策で発売が延期されたとされるPS3『グランツーリスモ5』は北米で11月30日に発売されるらしいと伝えていました。

●PS3haxで、最近のPS3シーンで貢献度が非常に高いハッカーの一人であるHermes氏がPS Jailbreakクローン製品に自分の名前やPSGrooveという名称などを(金儲け目的で)勝手に使われていることに嫌気がさし、PS3を去ることになってしまったと伝えていました。気持ち、わかります。

●PS3haxで、stoker25氏が自身が制作したPS3 Registry (xRegistry.sys) EditorにPUP file viewerやPUP file extractor、SCE header viewerなどの機能を統合したPS3 Multi Toolをリリースしたことを伝えていました。

●PS3-Hacksで、KaKaRoTo氏のPSGrooveソースコードが最新版にアップデートされたことを伝えると共に、インテルMacでのコンパイルのチュートリアルを掲載していました。

●PSP Worldで、PSP Goが本日付けで200ドルに値下げされたことを伝えていました。この値下げをオフィシャルと表現していますし、米アマゾンでも確かに200ドルで販売されています。日本のアマゾンでもブラックが20,449円、ホワイトが19,620円で販売されていますが、公式サイトでは何も言及していません。

●WiiNEWZで、Gecko TeamがWiiでHomebrewなどを起動するための改造ツールの改良版USB Geckoの新バージョンUSB Gecko SE (Special Edition)を39.95ユーロで発売すると伝えていました。

USB Gecko SE

●Xbox-Sceneで、Geremia氏がXbox 360 SlimのLiteOn DG16D4SドライブをハックするためのツールTarablinda v0.4bをリリースしたことを伝えていました。Geremia氏はドライブファームウェアをダンプして解析などを地道に行ってきた成果として、まだ実用性に欠けるものの実証バージョンとしてリリースしたようです。DVDkeyのダンプとマイクロソフトのドライブ認証プロトコルでのチェックやファームウェアのフルダンブ、書き換え、消去もできるそうですが使うなら自己責任で使って欲しいとのことです。

●DUKIOで、PS Jailbreakチームが今後のPS3ファームウェアアップデートに有料で対応すると明らかにした(ゲーム最新情報 2010年10月13日のニュース参照)のはPS3のマスターキーをソニー関係者ないしは元関係者からPS Jailbreakチーム入手したかららしいと伝えていました。もし本当だとするとソニーは永遠にPS Jailbreak対策できないことになります。


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ゲーム最新情報 2010年10月15日のニュース

●PS3haxで、PS3のJailbreak対策ファームウェア3.42についてMathieulh氏が調べたところ3.42でソニーは今までは搭載してこなかった新しい暗号化キーを追加していることを伝えていました。そのためself/sprxが復号化できず80010019エラーを吐くようです。今後はそのキー解析に取り組むとしています。

●Maxconsoleで、最新の噂話として『グランツーリスモ5』の発売が直前になって延期されたのは3.41のSDKで作られていたものを3.50SDKで作り直しをしているという”製造上の問題のため”らしいと伝えていました。3.50SDKには新暗号化キーを加えた強固な何かを持っているのかもしれません。この話が本当なら『グランツーリスモ5』発売延期の本当の理由はハッキング対策ということになります。

●PS3NEWSで、最新のPSGroove Hex Code各種用をまとめて掲載していました。

●PS3NEWSで、gnie氏がPS3とPSPのストリーミングデータ(PS3 [.pam]、PSP [.pmf /.mps])のフレームサイズや字幕の有無を表示してくれるユーティリティConsole Stream Media Info v1.0をリリースしたことを伝えていました。

●GBAtempフォーラムで、XFlak氏が任天堂Wiiに必要な純正系ハック系のファイルを自動でダウンロードしSDカードに保存しておくことができるPCユーティリティModMii for Windows Version 4.3.2をリリースしていました。SNEEK Game Bulk ExtractorがModMiiをクラッシュさせるバグを修正したそうです。

●Google Codeで、dj_skual氏とGiantpune氏がWaninkoko氏のSaveGame Manager 1.5をベースにUsbLoader GxにデザインをマッチさせたWiiのセーブデータ用ユーティリティSaveGame Manager GX r86をリリースしていました。Libmiiをソースに統合、直接Miiデータを取れるようCreateMiiList()のコードを修正、miiBrowserがリフレッシュする問題を修正などが変更点です。

●Wikidotで、Dr Clipper氏がWiiのIOSを簡単にインストールできるIOS36の改造版IOS236 Installer v5をリリースしたことを伝えていました。ネットワークのバグを修正したそうですが、テストができていないため問題があればv4を使ってほしいとのことです。

●Nintendomaxで、hamachi-mp氏がWiiのHomebrew Channelと同等の機能を持つオープンソースユーティリティーHomebrew Filter r17をリリースしたことを伝えていました。カテゴリー作成時にエラーになることがあるバグを修正したことなどが変更点です。

●TheSixthAxisで、北米でリリースされるPSP用ゲーム『Invizimals』がPSP goには対応しないことを伝えていました。何でも『Invizimals』はカメラを使うゲームですが、北米ではgoにカメラを使うためのアダプター(日本含むアジア地域のみ販売だそうです)が販売されていないためだとか。欧州ではPSNで発売される見込みらしく北米でも同様の可能性が高いようです。SCEは特に日本市場だけgoを見放していると感じていましたが、そうでもないようです。

●GBAtempで、Acekard R.P.GやAcekard 2、Acekard 2iで使えるカスタムOSのAKAIO 1.8.0がリリースされたことを伝えていました。新ファイルシステムライブラリーを採用、チートデータベース更新、0x8000未満のアドレス読み込み対応などが変更点です。

●Incgamersで、パナソニックが開発中のオンラインゲーム専用ポータブルゲーム機『The Jungle』(ゲーム最新情報 2010年10月5日のニュース参照)について、現在そのゲームを開発しているBigpointの開発者がThe Jungleはオンラインゲームに特化した、PSPやDSとは全く別のゲーム機でターゲットユーザーも異なると語ったことを伝えていました。更にはパナソニックの失敗作3D0の開発チームとは全く無関係な新チームで開発されているそうです。


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ゲーム最新情報 2010年10月14日のニュース

●ファミ通.comで、SCEJが2010年11月3日に発売予定だった『グランツーリスモ5』を制作上の都合で発売延期し2010年末商戦期に発売すると発表したことを伝えていました。既に発売まで1ヶ月を切った現段階ですが、新しい発売日はあらためて告知するとしています。過去に何度も延期されていますが、ここに来ての延期は絶対にないと思っていた方が多いのではないでしょうか。グランツーリスモ5の初回生産限定版は軒並み売り切れの状態なのに。(Lockさん情報ありがとね)
[追記]
グランツーリスモのプロデューサー山内一典氏がツイッターで延期の理由を複雑なシステムが原因とつぶやいていました。


延期しちゃってごめん。複雑なシステムを落ち着かせるのに手間がかかったせいです。ほんとごめんね。みんな、すまない・・・。ちょっとまってて。


●PS3haxで、mrjanek氏がJailbreakしたPS3でUSBストレージにあるバックアップゲームを管理するためのMac用ユーティリティPSJukebox Game Manager for Macをリリースしたことを伝えていました。まだベータ版のため機能はCoverFlow対応、USBストレージへのコピー/削除対応となっていますが、今後は4GB以上のファイルを分割する機能やFTPのサポートを予定しているようです。

●PSX-SCENEで、PS3BreakチームがPS3BreakカーネルPS3Break v1.3をリリースしたことを伝えていました。市販ゲームやPSNデモ版ゲームのPKGパッケージファイルを直接USBストレージにインストールできるよう変更されたようです。インストールは*.pkgファイルをUSBストレージのルートへコピーするだけとなっています。

●GamersMintで、来年発売とされるPSP2の予想(希望?)コンセプトデザイン図14枚をまとめて掲載していました。過去に各種サイトなどで掲載されていた、デザイナーが描いたPSP2ですね。初めて見るものもありますが。

●RPGLandで、SCEEが欧州において10月27日にPSP goを250ユーロから179ユーロに(10本のゲーム無料ダウンロード付き)、PSP-3000を169ユーロから119ユーロに値下げをするべく準備中であると伝えていました。北米でも値下げ(ゲーム最新情報 2010年10月13日のニュース参照)の話がありますのでPSP2発売への準備ともとれますが、日本では何もアナウンスがありません。

●GBAtempで、iSmartチームがニンテンドーDS用Flashcart iSmart premiumのカーネルiSmart premium 1.02 kernelをリリースしたことを伝えていました。iSmart premiumがbrickしてしまう可能性のあるバグを修正したそうです。

●GBAtempで、Yellow Wood Goblin氏がニンテンドーDS用Flashcart R4のオープンソースオリジナルファームウェアWood Firmwares v1.14.2(Wood R4 v1.14.2)をリリースしたことを伝えていました。今回Acekard R.P.G用はありません。ローダーのアップデートとなっており、_DS_MENU.DATを上書きするだけのようですが、アップデートしないと0x8000未満のアドレス読み込みができないそうです。

●GBAtempで、SupercardチームがSupercard DSTWOにマルチメディア再生機能を追加しSupercard DSTWOビデオプレーヤーになることを伝えていました。GBAtemp管理人が中国へ旅行に行き、Flashcartシーンに多大な影響力を持つSupercardチームのセールスマネージャーRomman氏に会い、直接その話を聞き、実際に触らせてもらったようです。CPUを持つハードウェアエンコードのため、開始時こそ数秒待たされたものの640×480 25fps DivXフォーマットのビデオも滑らかに再生できたそうです。リリースは来週か、遅くとも月末までにはとしています。Homebrewには対応するようですのでSupercard DSTWOのiPlayerファームといったところでしょうか。最近ますます厳しくなる任天堂の法
的包囲網を正面から受けて立つべく、バックアップROM起動非対応ファームを標準として、生き残りを図っているように感じます。現状のOSは裏ファームで残るSAKURA戦略?

●GBAtempで、DSでつぶやくだけのツイッターアプリTwitOnly Ver 1.1がリリースされたことを伝えていました。調べてみたら日本人のたろサ氏が今年の4月にリリースしたものでした。

●PS3NEWSで、Dean氏がPS3のOpen Backup Mnagerを改良しAVCHDの管理やゲームのバックアップ/コピーの高速化やプログレスバー表示に対応したPS3 AVCHD and Game Manager Mod of OBMをリリースしたことを伝えていました。


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