PSP2にまた新たな噂の火種が登場です。
E3でスライド式UMDレスのPSP Go!として発表されるというのが最新のPSP2情報(噂)ですが、Kotakuで以前は噂になっていたものの現在は立ち消え状態である「PSP2は携帯電話」情報が復活?しそうな記事が掲載されていました。【情報源:Kotaku】
Sony: A PlayStation Phone “Could Happen”
ソニー:プレイステーションケータイは”なきにしもあらず”Yup. This again. As Sony’s phone partnership with Ericsson runs up record losses, SE boss Hideki Komiyama has again raised the prospect of a PlayStation Phone.
そう。またあの話です。ソニーとエリクソンの携帯電話事業におけるパートナーシップが記録的な事業損失を生み出している中、英国ソニーエリクソン社の小宮山英樹社長が再びプレイステーションケータイについての見通しを語りました。Speaking with The Financial Times, Komiyama says that, as part of his recovery plan for Sony Ericsson (which is bleeding cash), a good idea would be to leverage Sony’s brand recognition in the gaming market, and that a PlayStation phone built on SE’s current Walkman and Cybershot handsets “could happen”.
フィナンシャル・タイムズ紙との話の中で、小宮山氏は負債を抱えるソニーエリクソン社の再生プランの一環として、ゲーム市場でのソニーブランドの認知度を活用するのはひとつのアイデアであるとした上で、現行ソニーエリクソン製品であるウォークマン&サイバーショットケータイをベースにプレーステーションケータイを作ることは”なきにしもあらず”であると語りました。Hopefully that was just a mistranslation, and Komiyama really said “should never happen, ever”.
恐らく解釈ミスだと思われます。小宮山氏の実際のコメントは”あり得ませんよ。今は”。
kotakuの情報はFT.com:Struggling handset maker needs to get smart – and fastのようです。
FT.comにはこのように記載されていました。
He says a PlayStation mobile, building on the Walkman and Cybershot phones, “could happen”.
彼はプレイステーションモバイルについて、ウォークマン&サイバーショットケータイをベースに作ることは”なきにしもあらず”であると語りました。
ここが翻訳の難しいところです。
“could happen”と”should never happen, ever”
前後の文脈を無視してあえて勘違いなどあり得ない直訳をすると
“could happen”
そうなる可能性はある
“should never happen, ever”
それはあり得ない、絶対に
ポイントは”ever”の解釈の仕方です。
いずれにせよ、本文のニュアンスを伝えるためには解釈ミスを起こしかねない言い回しで翻訳もする必要があります。上記直訳ではそれが起こり得ません。そのため記事のような翻訳にしました。
世界的な経済状況不振の中、経費削減の旗印の元で安易に削減対象とされるのが設備投資です。プレステケータイは新規設備投資の延長線上にしか存在していません。果たして今のソニー・エリクソンにその実現を期待できるでしょうか。
啓蟄を迎えるその日まで堪え忍ぶ日本人的な保守思想ですね。
こういう時にこそ設備投資をして回復のきっかけを自ら作り出す能動的戦略で現状を是非打開してもらいたいものです。
何と言ってもあのトヨタ自動車が赤字決算になる中、任天堂は過去最高益ですからゲーム業界にはまだまだ市場が眠っているのです。
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ファーストパーティーとしての力が絶大な任天堂が特殊なだけで、それをソニーに当てはめるのは難しいんじゃないかと・・・。