手塩にかけたクリア外装のPSP-1000ですが、無線LANが急に不調になりました。
今日は日曜だし、少し直してみますか。
無線LAN不調のPSPです。アナログパッドまでクリアなのがおちゃめです。
検索すると無線LANは検出します。とても壊れているとは思えません。
しかし、接続テストですでに繋がらないようです。
つい先日までは問題なかったんですが。
ここで思い当たる節が…
実はこのPSP、一度無線LANユニット基板を交換してます。
TA-079基板にTA-082基板についていた無線LAN基板をドッキングしています。
ひょっとしていままで使えていたのが偶然では…というほのかな期待が頭をよぎります。
本来は無線LAN基板を入れ替えたら本体flashに書き込まれているMACアドレスと、無線LAN基板に割り当てられているMACアドレスが当然異なるため不具合が出るそうです。不具合はアドホック通信のみだったと記憶してます。実際インフラストラクチャは問題ありませんでした。
こういった、無線LAN基板交換時にMACアドレスを修正するにはMacFixerを使います。
MacFixerをダウンロードして解凍すると以下のMS_ROOT以下のフォルダ構成になっているのが分かります。PSPフォルダ以降をメモリーステュックのルートに置きます。
まもすけは既に使っているメモリースティックしか手持ちがなかったのでGAMEフォルダの中へMacFixerフォルダをそのままコピーしました。
コピーするとメモリースティックでは以下のような構成になります。
MS_ROOT/
└ PSP/
└ GAME
└MacFixer/
├ EBOOT.PBP
└ idstorage.prx
注意点は、GAME150フォルダではなくGAMEフォルダに入れるため、ファームウェアの基本カーネルを3.XXにしなければなりません。
一度電源を落とし、Rボタン押しっぱなしでPSPを起動してリカバリーモードへ入り、カーネルを確認します。調べたら3.90でした。
ここまでやって気がつきましたが、nandを念のためバックアップするのを忘れてました。慌ててパンドラを使い、nandのバックアップを取りました。これは万が一brick(電源ランプは点くがそれ以上起動しない)したときに元に戻すための保険ですね。
さて、次にメモリースティックをPSPに刺して通常と同じように電源を入れます。XMB画面が立ち上がります。
すると「ゲーム」の中にMacFixerが現れます。MacFixerを起動します。
何やら文字が出てます。意訳すると「修正完了」というところしょうか。
しかし問題発生。
終了後自動でXMBに戻るはずが戻りません。ずっと修正完了表示のままです。
仕方がないのでHOMEボタンでアプリケーションを終了しました。
さて、その結果どうなったかというと
Macfix適用前です。
MacFixer適用後です。MACアドレスが変わっているのが分かりますね。
さて、実はこれで万事解決かというとそうではなくMacアドレス変更しても接続エラーが出て繋がりません。変わってないぞ、がっくし。
ということでほのかな期待は裏切られました。
完全に動作不良です。
今度時間があるときに無線LANユニットを交換するか。
あれ、ほとんど全バラしないと交換できないんだよね…
SECRET: 0
PASS:
がんばりましたね!僕もやってみたいと思いました。