Magnet PWN〜3DSをファクトリーモードで起動





ツイッターで、SciresM氏が旧3DS/2DSで起動時にファクトリーモードのような状態で立ち上げる方法を発見したと報告していました。

GameGaz Daily 2017.5.25で「時間があったら後で詳しく書きます。」と書いた3DSの”パンドラバッテリー”が実現するかもしれないという話です。あくまでも「かもしれない」です。現時点で何か成果があるかと聞かれれば「特にない」状況です。

SciresM氏は最近ではBoot9strapの開発者として有名ですが、そもそもPegaSwitchを開発したReSwitchedチームのメンバーでもあります。

そんなSciresM氏がこんな興味深いツイートをしていました。


家帰ったら面白いテストをするよ。O3DS/2DSではシェルを閉じた状態やスライダー/マグネットがセットされた状態では普通は起動しない。その状態でStart+Select+Xと電源スイッチを長押し。


DSのFlashcartと磁石使って未ハック本体ハードで動作確認取れた。


DSのFlashcartと磁石でシステムの初動コントロールができる。SDカードがなかったりNANDがbrickしたシステムでも使えるかもしれない。

話から察するに、旧3DS/2DSを、普通使っている時には起こり得ない「蓋を閉じた状態で複数ボタン同時押し」で起動するとファクトリーモードになるのでDSのFlashcart使えばbrickした3DSでも起動できる可能性がある、ということのようですね。蓋を閉じた状態を作り出すために磁石を利用します。DSのFlashcartというのがポイントで、sky3DSやGateway 3DSでは使えないようです。

3DSはこの操作によりセキュリティチェックやファームウェアチェックを行わないファクトリーモードで起動するようです。その上でDSのFlashcartを使って特殊なARMコードを読み込ませて実行させることでなんらかのハックが可能になります。特にSciresM氏はこれに名前をつけていませんが、海外の情報サイトではMagnet PWNと呼称していますのでここでもそう呼ぶことにします。

Magnet-pwn

ちなみに、旧3DSでAcekard 2を使って私も試してみました。3DSの下画面の右側面、ちょうどXボタンの右側の側面あたりに磁石を当てると画面が消灯するポイントがあるので、そこに磁石を当てた状態でStart+Select+X+電源を押し続けると、なにやら電源は入るのですが画面が真っ暗な状態になります。磁石を離すと画面が点いて普通に起動しているように見えるのですが、Acekard 2を認識しない状態で起動します。この動作が正しいのかどうか自体よくわかりませんが、面白そうな挙動であることは確かです。

通常蓋を閉じた状態では3DSは起動しません。磁石を使う擬似的な蓋を閉じた状態だとしてもこの方法で3DSに電源が入るというだけでも期待が持てそうです。なお、私も色々試してみましたが、確かに磁石を取り付けた状態で電源ボタン押しても3DSはなんの反応も示しませんが、SELECTと電源ボタンの2つ同時押しだけでStart+Select+X+電源と同じ挙動を示したように見えました。START+電源や十字キー+電源などSELECTボタン以外の組み合わせだと電源が入るそぶりすら見せません。

PSPのパンドラバッテリーはbrickしたPSPをメモリースティックから起動してNANDを書き換えて復旧させることができましたが、今後開発が進めば3DSでそれと同じことがDSのFlashcartを使ってできるようになるのかもしれませんね。

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  1. YC’s avatar

    すげぇΣ(・ω・ノ)ノ!

  2. clover’s avatar

    なんだ、flashcardの話か。

  3. clover’s avatar

    それでも凄いことだけどさ!

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