Fusée Gelée一覧

Fusée Gelée Launcherとペイロードいろいろ

fusée gelée(fail0verflowのShofEL2も同じです)とはSwitchに用意されたリカバリーモード(RCMモード)に存在する脆弱性で、USB接続したSwitchで使用できます。本来ならbrickしたSwitchのリカバリーのために用意されているものですが、ここに脆弱性が存在していました。本来ならリカバリーモードといえど署名チェックが入りユーザーが任意のコードを流し込むことはできないのですが、USB接続した際の脆弱性のおかげでこれが可能になりました。

Fusée Geléeの解説PDFによると、Team ReSwitchedとしてはFusée Geléeの公開日は遅くとも2018年6月15日または他のグループが同じ脆弱性を公開したときのいずれか早い方という想定だったようです。結果としてTeam ReSwitchedもfail0verflowチームもほぼ同時に動いたため突然Switchシーンが大きく動き出した形になりました。

Team ReSwitchedはPoC(Proof of Concept:検証工程)としての公開でしたが、Switchシーンはこれに触発されてペイロードランチャーやペイロードそのものなどがリリースされるようになってきました。今日はその一部をご紹介します。

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ペイロードランチャー fusee-launcher by Team ReSwitched

ツイッターで、Kate Temkin氏がTeam ReSwitchedとしてNintendo SwitchのTegra X1 bootROM exploit向けのペイロードランチャーfusee-launcherをGitHubで公開したと発表していました。

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現在のSwitchでは対策不可能なFusée Gelée リリースはAtmosphèreと共に夏予定

GameGaz Daily 2018.4.6で少しだけ紹介したSwitchのColdboot exploit “Fusée Gelée”についての詳細情報について、もう少し掘り下げて紹介したいと思います。ハードウェアハッカーのKate Temkin氏による「FAQ: Fusée Gelée」の記事をベースにしていますが、元が長文な上に、全く別の構成として記事を構築したので時間がかかりました。FAQから考察したFusée Geléeという視点で書いていますので、推測も混じっていますのでご了承ください。
今更感満載ですが、Fusée Gelée自体まだ何者なのかすら公表されていませんのでそんなに冷めたスープではないと思います。

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