Engadget 日本版で、PSPが発売以来の累計売上台数が5000万台を達成したことを伝えていました。DSに完敗しているイメージがありますが、全然そんなことありません。【記事】
ソニーPSP、世界累計 5000万台を達成
ソニー・コンピュータエンタテインメントの発表によると、PSPの世界累計売上が2009年1月末で5000万台を達成しました。2004年12月12日の初代PSP発売からは約4年。ほぼ同時期に発売された任天堂 DSが昨年12月末の時点で9622万台、出荷予定からしてまもなく1億台を達成する見込みであることに比べれば約半分ではあるものの、少なくともハードウェアの台数で見れば、「一強と問題外」の関係ではなく有力な2番手の地位を確立していることがあらためて実感できる数字です。
PSPを含むプレイステーション・ビジネスに目を向ければ、直近の08年度Q3 売上高は前年同期比 32%減の3938億円、利益は97%減の「4」億円(389百万円)。減益の要因として挙げられているのは為替の影響のほか、「PS2およびPSPのハードウェア / ソフトウェアの売上が減少したこと」。もっともPSPの年間販売台数見通しは1500万台のまま変更されておらず(実際には途中で100万台上下して0)、当初見通しのままという意味で順調です。
ユーザーからみれば、PSPは画面や処理能力を活かしたゲームはもちろん、DSiではじめて内蔵ストレージを標準搭載した「ライバル」と違い、初代からすべてのモデルがストレージ(メモリースティックスロット)を備えていること、すなわち発売四年後のいまもソフトウェアの更新を通じて本体機能を絶えず改良・追加してゆくことができ、PlayStation Networkのようなオンラインサービスの端末としての可能性も持っている点が大きな魅力。累計5000万台を迎えて、「次のモンハン」(望ましくは日本以外でも売れるタイトル)、あるいはまったく新しいコンテンツやサービスを受け入れる土壌は十分に整ったといえるのではないでしょうか。
ソニーの公式リリースはこちら【プレスリリース】
単にDSが強すぎただけ、というところでしょうか。
まもすけ的にはソフトウェアの質・量ともDSに軍配をあげます。いい年こいたオッサンにはグラフィック重視で重量感のあるゲームらしいゲームより脳トレをはじめとした軽めのゲームに惹かれます。
でも所有するゲーム機はDS7台に対してPSPは十数台と、累計台数に反比例してます。PSPは今でこそ起動しなくなっても簡単に直せますが(対策基板搭載機除く)以前はそうはいかず、なんだかんだで増えていっただけですけどね。そこへ2000や3000の新型が登場ですから増えて当たり前です。
一人で複数台持っているのは確実にハッキングが楽しくてやってる方に限られると思いますが、そういった需要に応えてくれるのはマジコン買えばできてしまうDSではなく試行錯誤が楽しめるPSPだと思います。←独断意見
ハッキングを扱うこのブログではPSPのニュースが群を抜いて多いです。これはまもすけの偏見による記事選択の結果ではなくそもそも世の中の情報がPSPに偏っているからです。
だからPSPは人気があるのだなどと上記記事の理由部分の内容を否定するつもりはありませんが、カスタムファームウェアが人気の牽引役になっているのは紛れもない事実です。
だって、もしPSP-3000にCFWが導入できるようになったら、PSP-1000や2000持っていても欲しくなりますよね?きっと。PSP万歳!