ゲーム最新情報 2009年11月11日のニュース

●Pinoy Cosplayで、マイクロソフトが改造Xbox360に対してBANしている対応についてマイクロソフトのコールセンタースタッフの話としてアメリカとカナダで600,000ものアカウントを無効にしたと伝えていました。コールセンターに慌てて電話してくるユーザーは10代の若者が多いようです。改造Xbox360ユーザーに対する今回のマイクロソフトの対応はクリスマスまで続くような記載があります。

●任天堂がR4などのマジコンを販売している店舗を匿名で密告するよう呼びかけていましたが(ゲーム最新情報 2009年10月11日のニュース参照)、任天堂はニュースリリースで新たに不正競争防止法に基づいて、輸入・販売行為の差止及び損害賠償を求める訴訟を東京地方裁判所に提訴したことを伝えていました。
「10月に開設いたしました不正商品情報ご提供窓口への多くの皆様からの情報提供が非常に役に立ちましたことをご報告申し上げると共に、皆様からのご協力に対して、この場を借りて感謝申し上げます。今後も皆様からのお力添えを得ながら、違法行為に対しては断固たる姿勢で取り組んで参ります。」と発表し、集まった情報が有益だったことについて謝辞を述べています。

●ファミ通.comで、マイクロソフトが250GBのHDDを搭載した、『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』Xbox 360特別モデルを発売することを伝えていました。39,800円で数量限定販売です。



ゲーム最新情報 2009年11月10日のニュース

PSP goのeLoaderリリースを予告(ゲーム最新情報 2009年11月8日のニュース参照)したFreePlay氏がYouTubeの最近のアクティビティでPSP goのeLoaderは想像以上に困難を極めていると現状を説明していました。ちょっと難しいかもしれません。【記事

●Gamesindustryで、Xbox 360に搭載されるTwitter、Facebook、Last.fmの機能についてXbox Live Goldメンバーの18歳以上のユーザーだけがアクセスできるようにする年齢制限を設ける予定であることを伝えていました。ただし開発チームはファミリーセッティングという、ペアレントコントロール機能の追加を計画中で、制限年齢以下でも親の責任下でアクセス可能なようにする計画もあるそうです。

●マイクロソフトは最近て改造Xbox 360をXbox LIVEから排除したりHDDにインストールできなくしたりと改造ユーザーに対して強固な態度を示している(ゲーム最新情報 2009年11月5日のニュース参照)ようですが、Burn360でXbox LIVEの担当ディレクターStephen Toulouse氏が本人や彼の家族、ペットに対する脅迫電話の被害を受けていることを伝えていました。違法コピー使ってLIVEに繋ぐ行為は海賊版の時点で犯罪の一端を担っていますが、脅迫は犯罪の上塗りです。

●Xbox-sceneで、C4Eva氏がXbox 360ドライブの新しいカスタムファームウェアとなるixtreme LT (Lite Touch)を開発並びにテスト中であることを伝えていました。特徴はパッチなどを効果的かつ最小限にしてあるためオリジナルと区別がつきにくく、結果BANされにくいことのようです。現時点ではテストの結果が良好ということは、ここ最近のマイクロソフトの対策も回避しているのでしょうか。まずLite-Onドライブ用を最初にリリースするようです。



PSP goのeLoader(EBOOT:Homebrewを読み込むローダー)は開発頓挫か〜FreePlay氏にgo版ファームウェアの壁

PSP goのeLoaderリリースを予告(ゲーム最新情報 2009年11月8日のニュース参照)したFreePlay氏がYouTubeの最近のアクティビティでPSP goのeLoaderは想像以上に困難を極めていると現状を説明していました。【情報源:YouTube

FreePlay氏のコメントです。


An eloader for the Go is proving to be more difficult than I’d imagined. I could likely make one for FW 5.03 or FW 5.50, but until someone cracks the Go’s firmware update, it may be a lost cause. I have no way of making my NID resolver work when there are dozens of new functions on the Go that have completely unknown NIDs.
PSP goのeLoaderは思っていた以上に難しいようです。ファームウェア5.03や5.50でなら問題ないのですが、PSP go専用ののファームウェアを誰かがクラックしてくれないことには何ともなりません。全く未知のNIDが存在する新機能満載のPSP goでは動作するNID resolverを作る手だてがありません。


ファームウェア解析を他人に委ねる発言が見受けられることからFreePlay氏自身ではPSP goのファームウェアアップデート(6.10か?)は解析できなかったようです。
eLoader開発を公言してから一週間は経過していますから、当時は「行ける」と判断したのは間違いないと思いますが、ソニーがハッキング対策に満を持してリリースしたPSP goの壁を越えられないのが現状のようです。

すでにChickHENが動作するFW5.03や、exploitこそリリースされてはいないもののChickHEN対策が施されていないらしい5.50で今更動作させても意味がありません。ましてや初期ファームは5.70のPSP goですから現状でのリリースは全くの無意味です。つまり今更PSP-3000の5.50で動作するeLoaderを代わりに公開してもgoハックの可能性を消すだけですので必要ありません。

PixelJunk Monsters_Playing
ゲームをダウンロードするには最新FWが必要

PSP goを今購入するとBEST版ゲームを一つもらえるキャンペーンがありますからPSP goを購入したらほぼ間違いなく皆さん最新ファームウェアにアップデートしてしまっていることでしょう。これは海外でも同様だと思います。そのため当然FreePlay氏もターゲットファームウェアはgoの最新FWである6.10でしょう。逆にいうと最新ファームウェアに対応したハッキングでないとHomebrewをPSP goで楽しみたいユーザーのニーズを満たせません。

PSP goはPSPでは初めてファームウェアアップデートが専用データになっていますからやはり今まで通用してきた手法の延長技術では厳しいのかもしれません。新たな展開が待たれるところです。