PSP News一覧

で、結局PSP goはどうなのよ

11月1日の日本での発売を前に海外で先に発売されたPSP goですが、ある程度販売データがそろってきたのかいくつかのサイトでPSP goの現状を示すようなニュースが掲載されてきています。

PSP go

KOTAKU – Sony: PSP/PSPgo Sales Triple at Some Retailers


In the three days following the launch of the PSPgo Seybold says that their “top retail partners” saw a 300 percent lift in PSP hardware sales compared to the same period the prior week in the U.S. Seybold says that the launch also generated a “significant increase in revenue for PlayStation Network, driven by a 200 percent lift in PSP game downloads purchased from PlayStation Store” in North America.
PSP go発売後3日間で、米国における”トップクラスの販売店”ではPSPのハードウェア販売台数が前週比300%であるとSeybold氏は話しています。また同時に北米では”プレイステーションストアでのダウンロード購入数が200%増加し、プレイステーションネットワークでの収入が非常に増えている”とも話していました。


Edge – Digital Distribution To Outstrip Retail In Three Years


According to Nick Parker of Parker Consulting, Sony and Microsoft will likely launch next generation gaming systems in 2013 and 2014. Because of this, from 2010 traditional box product sales will begin to fade, but he predicts that digital distribution and online gaming will potentially make up the shortfall during this period.
Parker ConsultingのNick Parker氏によると、ソニーとマイクロソフトは次世代ゲーム機を2013年と2014年に発売しそうです。そのため2010年には販売台数が減少に転じると思われますが、Nick Parker氏の予測ではデジタルデータでのソフト販売やオンラインゲームがその分増加し収入減少分の穴埋めができる可能性があります。


GamesIndustry – “PSPgo will fail miserably” – McCabe


Revealing his views on the newly released digital handheld, Don McCabe said: “My own personal opinion is that it’s a no-go. I’ve been to a number of presentations to see if there’s anything there and I don’t feel it’ll go anywhere to be honest.
Don McCabe氏はデジタルの携帯ゲーム機新製品がリリースされたことについて”個人的見解だがPSP goは受け入れられないでしょう。受け入れられ方はどうなのだろうといろいろと話を聞いてはみたが、私自身正直なところとても浸透するとは思えないのです。”

“I’m 99.9 per cent sure it’s going to fail miserably, in which case it’s going to put back other potential people coming into that digital space.”
“PSP goは99%の確率で無惨に散ることになると確信しています。その場合デジタル化への流れは一旦停滞することになるでしょう。”

This failure could be a positive for retailers of course, who stand to lose out on sales of software and trade-ins if digital sales completely take over from boxed ones. “From a retailers point of view the PSPgo is a good idea,” he said.
もちろんPSP goの失敗は小売業界にとっては喜ばしい話です。デジタルデータのインターネットを介した販売が実店舗での現物販売を駆逐するようなことになればソフトウェア販売や中古市場は崩壊します。”販売店側の立場で言えばPSP goはアイデアとしてはいいと思いますけどね。”


通常新製品が発売になると発売直後は販売が上向きます。PS3Slimが発売される前は世界的には販売が成功したと言えないPlayStation3も発売日は完売続出の大フィーバーでした。あの頃はこんな無様な結果に陥るとは思いもしませんでしたね。

PSP goも発売直後は本体の台数もさることながら、ソフトウェアはダウンロード購入するしか手段がないわけですからPSNでの販売数が増加するのも当然です。問題はその持続性でしょう。

ソニーはPSPの販売台数を、値下げされたPSP-3000とPSP goとを分けては発表しないようです。もちろんどちらもPSPです、として合算することは間違ってはいないと思いますが、PSP goを今後のメインストリームとして本気で販売していこうとするならば、あるいは販売的に成功すると踏んでいるならば販売台数のカウントを分けて発表できるでしょう。それをしないところにソニーのPSP goへのスタンスが垣間見えます。
ソニーの携帯ゲーム機の将来の姿を模索するためのテスト販売というスタンスが。

PSP-3000が16,800円、PSP goが26,800円と1万円もの価格差があるものを同一機種として販売台数をカウントしていいものでしょうか?

ダウンロード販売のシェアが増える可能性はあるとは思いますが、Edgeが伝えるような販売台数の減少を穴埋めできる程の増加が見込めるかには疑問符を付けます。
AppleのiPhone成功実績=PSP goのダウンロード販売の成功と無理矢理結びつけているように感じますが、iPhoneとPSP goには根本的な違いがあります。
それは・・・
毎日持ち歩く携帯電話か否か、です。

皆さんの周りにiPhoneを持ち歩いている方は大勢いると思いますが、電話機能のないiPod Touchを持ち歩いている人、いますか?いませんよね。
Appleがダウンロード販売に成功したのは持ち歩くのが前提の携帯電話だからです。いつでもどこでも常に持ち歩いているということはダウンロード購入や、購入したゲームのプレイをいつでもどこでもできるから、ということに他なりません。その分購入機会も増えるのは自明の理です。
さらにAppleはダウンロード購入に対する敷居を低くする努力をもっと以前から行っています。そう、iPod+iTunesでの音楽販売です。iPod自体は2001年に第1世代が発売されていることから、スティーブ ジョブズ氏は今日のApp Storeでのダウンロード販売のための種まきを2001年から行っているのです。

ではソニーは…PSP goでいきなりダウンロード販売オンリーへの突入を宣言しましたね。数ヶ月前のことです。人様(Apple)の敷いたレールの上を何の努力をすることもなく走り出そうとしているのです。

そんなPSP goが成功するはずがありません。
成功するとすれば、やはり携帯電話機能を付加するしかありません。
3Gネットワークを経由して、無線LANがなくてもいつでもどこでもネットにつながるPSPでなければ成功しません。

FreePlay氏のおかげでPSP goは一部で盛り上がりを見せていますが、全体のユーザー数からするとほんの一部でしょう。本体をbrickさせては買い増しするような変態ユーザーを当てにしていても全く販売的成功には寄与しません。
PSPは是非携帯電話機能を搭載すべきです。ただし本当に欲しいのは電話をする機能ではなくエリアカバー率ほぼ100%の3Gネットワークとウェアラブルギア(常に身に付ける、の意)機能です。ソニー・エリクソンという会社があるわけですから活用しない手はありませんよ。ソニーさん。



PSP goはお試し販売?その売れ行きがPSP2のコンセプトを左右

PSP GENで、次世代PSPであるPSP2は本当に開発されている、と伝えていました。しかもPSP go自体がテスト販売だというのですが…【情報源:PSP GEN

[google翻訳+まもすけ翻訳+勝手に英文修正]


The PSP Go is a test – the PSP 2 is in development.
PSP goの役割は調査 – PSP2は開発中

PSP go

According to one of our sources so informed, the release of a PSP 2 is not a rumor and PSP Go would be atest.
ある情報筋によると、PSP2が発売されるという情報は噂ではなく事実で、PSP goはそのPSP2のテストモデルであるようです。
There is no longer a news item on the possible release of a PSP 2 was announcedby a site (see Info or Hoax – The PSP 4000 is developing) and we must recognize that this information could be bewildering.
PSP-4000が開発中との情報はPSP2が発売されるという可能性がないように思えてくるため混乱を招きそうです。
One of our sources is therefore we know that this information is true and that the PSP Go is actually a real test for Sony.
しかしある情報筋によるとPSP2の存在は事実で、さらにソニーにとってねPSP goはそれに向けての市場動向を探るための試みだというのです。
Not easy to imagine a manufacturer release a console just for the purpose of testing how the public will react to the concept of “all digital”. However, as wehad told Richard Benedict During his interview with the IDEF, PSP go will notbeproduced in large quantities, it is conceivable to think actually that this console is there to “try to see how it will be upheld. “
実際に市販されるゲーム機が実はゲームのダウンロード販売という”オールデジタル”コンセプトに対する市場の反応を見るために開発されたというのはにわかに信じがたい話ですが、SCEEのRichard Benoit氏によるとPSP goは大量の販売を見込んでいないということなので、”オールデジタルが市場にどれくらい受け入れられるのか”を見るための販売というのは十分あり得る話です。
Note that the PSP Go is not already well accepted by retailers and it will be difficult to find on sale in major chains and independent because they currently refuse to sell. It will probably only available on the internet and in supermarkets.
現時点でPSP goは小売店サイドには受け入れられておらず、メジャーなチェーン店ですら販売たくないという思惑もあり、PSP goが順調に販売されるというのは困難である可能性があります。おそらくインターネットでの通信販売やスーパーマーケットなどが販売の主流になるでしょう。

So the big question is whether the PSP Go does not sell well, one might then imagine that the PSP 2 would be with a UMD drive which join the rumor which we spoke earlier. A priori, this solution seems the most likely but this side is no confirmation has been given.
気になるのはPSP goの販売がおもわしくない結果だった場合、ごく初期に言われていた通りPSP2がUMDドライブを搭載してくる可能性があります。非常にあり得る結果だと思いますが、いずれにせよ現時点では結果を判断する材料がありません。
Our source close to Sony, therefore a valid real PSP 2 is ready and waiting forthe right time to leave, that is, when will know if the Sony PSP Go appeals to acertain audience or not. Should we think that this will be the end of year 2010and continue on the pace of a new model of PSP a year?
ソニーに近い情報筋によると、本当の意味での次世代型PSP2はすでに準備が完了しており、発売するタイミングをうかがっている状態のようです。つまりはPSP goがコンシューマーに支持されるかどうかの判断待ちということです。毎年モデルチェンジを繰り返しているペースを考えるとそれは2010年末ごろになるのでしょうか?
The skepticism is still required, even if our source is reliable, but it is clear that with Sony, it’s with the station, everything is posssible!
情報筋が信頼できるとしても今回の話は疑っておく必要がありそうですが、ソニーにとってはその判断をどこかでしなければならないことだけは間違いありません。


確かにライバルNintendo DSiと比べてはるかに高額な26,800円という価格設定を考えるとDSiに対抗していこうという意欲が感じられません。UMDでの購入価格とダウンロード購入の価格が同じという話もありますし(ゲーム最新情報 2009年9月6日のニュース参照)PSP goでの販売モデルを今後の収益の柱にしていこうという強い意思は感じられません。ゲーム機本体の価格は抑えてソフトウェアの販売で利益を出すという構造が成立しないのです。数を多く売らなくてもPSP go本体である程度利益自体が出せるようになっている可能性もあるでしょう。

オプションもすべて新たにそろえる必要がありますし、すでにPSP goの予約受付が始まっているにもかかわらず今まで購入したUMDソフトをどうすればPSP goで使えるのかなどの具体策も未だ打ち出されていません。
ユーザーにとって不都合なことを並べてみると、確かに次期型PSP2のための試金石であるという話は現実味があるように感じます。UMDを搭載したPSP-4000の発表が本当にあるのであればPSP goは市場調査のためのモデルという話も現実味を帯びてきます。

さらにPSP goにはUMDもバッテリーも使えないという、カスタムファームウェアをはじめとしたハッキング対策の意味合いも持たせてあるようですが、本当にパンドラバッテリー対策でバッテリーを交換不可の内蔵式にしたのであれば当然PSP-4000も交換不可の内蔵バッテリーを採用してくるでしょう。

もしPSP-4000がいままでのPSP同様の交換式バッテリーを採用していた場合、ハッキング対策も含めて完全にPSP goが市場の反応を探るためのテスト機という位置付けであることがはっきりします。

個人的にはソフトがダウンロード販売のみのいうのはかなり抵抗があります。ただ、Apple iPhoneの成功事実があるので販売戦略によってはPSP goが一大ムーブメントを引き起こす可能性は秘めています。ソニーにとって不正コピー問題を解決するための方策の一つとして”オールデジタル化”は目標の1つではあるので販売に力を入れないことはあり得ないはずです。ということはPSPの将来の形は我々ユーザーの選択にかかっていることになります。

まもすけはソニーの思惑とは異なり「初期型である」という理由だけで躊躇なくPSP goを購入しましたが、普通はそんな理由では購入しないと思います。
皆さんならPSPの将来、どちらを選びますか?



PSPの新ファームウェア6.0は9月10日にリリースか

DCEmuで、PSP goの初期ファームとも言われているPSPのファームウェア6.0が9月10日にリリースされることを伝えていました。プレイステーション公式ブログの内容をうまくまとめて今回のニュースを伝えたのはPSP-ITAですが、軟弱なまもすけは安易な道を選び英語で伝えたDCEmuサイトの翻訳をお伝えします。【情報源:DCEmu


Firmware 6.0 Coming 10th September ?
ファームウェア6.0は9月10日に登場か?

Here’s how the news and issues concerning a simple demo, ads may reveal even more important. E ‘success on the European PlayStation Blog, where, among the series of comments about the demo of “Holy Invasion of Privacy, Badman! What Did I Do To Deserve This? (note: requires firmware 5.55), Allison Walter, director for Europe, NIS America, said that there will be a second release of this demo September 10, the day he should be released new firmware for the PSP, or 6:00 on that for now it is seen only in beta.
元はデモ版の話題でしたが、単なる広告が非常に重要な意味を持つことがあります。ヨーロッパ版PlayStationブログでの”Holy Invasion of Privacy, Badman!”デモ版に関する一連のコメントの中にそれはありました。デモ版の要求ファームウェアは5.55ですが、ソニーのAllison Walter氏はコメントでデモ版のセカンドリリースを9月10日に行うが、その日はPSPの新ファームウェア、つまりベータ版ながら6.0のリリース日だと語りました。
There are still no official communication from Sony and then we invite you to take this news with due caution.
ソニーから公式発表はありませんが、注目のニュースです。


欧公式ブログでは確かにAllison Walter氏は9月10日にPSPの6.0ファームウェアをリリースと言っています。話の中心はデモ版リリースを待たせちゃってごめんよ、その日は6.0のリリースだけど、というニュアンスでした。
書き込みをした人物がソニーのスタッフを装った別人でもないかぎりPSPの初期ファームともいわれる6.0にお目にかかることがもうすぐできるかもしれません。