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ゲーム最新情報 2010年1月12日のニュース

●Maxconsoleフォーラムで、jas0nuk氏がPSPの6.00から6.20までのEBOOT.BINとユーザーモジュールの復号化のためのユーティリティPRXdecrypter 2.3aをリリースしていました。匿名さんから情報提供を受けtag 0xD91612F0のキー追加と、今後のアップデーターのモジュール暗号化を扱うためのコードを一応入れたことが変更点ですが、後者は動作に自身が無いようです。

●PSP-Hacksフォーラムで、PartQual氏がメモリースティックにあるPSPのHomebrewの並べ替え表示をするためのPC用ユーティリティpspHBSortTool v2.0.0をリリースしていました。Bubbletune氏のプラグインGame Categories v12と連携して使用することを念頭に開発してあるそうです。

●PlayStation LifeStyleで、ソニーは現在次世代光ディスクフォーマットを開発中でPS2でDVD、PS3でブルーレイを搭載してきただけに、PS4でその新規格ディスクを搭載してくるかもしれないと伝えていました。その次世代ディスクは設計上の最大容量6TB(テラバイト)までいくといわれるHVD(Holographic Versatile Disc)に似たようなものになるだろうとしています。

●Wiikeyチームが公式サイトでSDカードからWiiのバックアップを起動するWiikey FusionについてNEWスーパーマリオブラザースWiiに搭載されたBCAデータプロテクトの回避策のために時間がかかったが、DVDとSDカードからBCAデータ読み込みをエミュレートする方法の開発に目処がたったと伝えていました。1月中にはWiikey Fusionが出荷できるようです。

●Nintendo Everythingで、ニンテンドーオブアメリカの社長Reggie Fils-Aime氏が今年中にリリース予定のWii用ゼルダシリーズの新ゲームについて完全なものになるまでは発売しないと語ったことを伝えていました。今年のWii牽引役となるべく力を入れている証拠かも知れません。

●IGNで、Magid Associatesの実施したゲームのダウンロードコンテンツ購入に関しての調査でゲームを購入したユーザーのうち15%しかダウンロードコンテンツを購入していないことを伝えていました。収入源に育てたいゲームメーカーにとっては寂しい数字です。なお、41%が気にはなるが購入には至っていない、43%が買おうとは思わないという結果だそうですので、買う気がある41%の掘り起こしが今後の課題となりそうです。

●KOTAKUで、マイクロソフトのXbox 360のネットワークサービスXbox LiveがWindowsモバイル携帯対応に拡大され“Xbox LIVE Games”としてサービスが開始されると伝えていました。

●The Provinceで、マイクロソフトのエンターテイメント&デバイス部門責任者のRobbie Bach氏がXbox360のモデルサイクルについてゲーム機のモデルサイクルはグラフィック技術の進化と共に歩んでおり、Xbox 360とソニーのPlayStation3にはまだ余力があるとして、Natal登場後もしばらくモデルチェンジがないことを示唆していました。PlayStation3に言及したからにはWiiについても述べていますが、マイクロソフトの基準からは外れているWiiだけに「グラフィックの面からは改善の必要あり」と、モデルチェンジしなければXbox(またはPlayStation)には追いつけない、すでに終わっているゲーム機だとも言いたげです。
なお、サードパーティゲームメーカーはWii登場時Wiiリモコンを使ったゲームで利益を生み出すのに苦労したことを引き合いに出し、Natalにも同様のことがあるのではないかとの質問に対し、Robbie Bach氏は任天堂のスタンスが自社開発ゲーム機と自社開発ゲームの組み合わせで利益を得る構造なのでマイクロソフトとは全く異なる、として、マイクロソフトが自社開発ゲームでユーザーに新技術の楽しさを伝えてサードパーティ開発のゲーム販売へ繋げることで利益を生む、正にサードパーティーのためのシステムであることを強調しています。

●VG247で、マイクロソフトのRobbie Bach氏がすでに世界中のゲームメーカーの70%〜80%がNatal対応ゲームの開発に取り組んでいると語ったことを伝えていました。

●Joystiqで、マイクロソフトのプロダクトマネージメントディレクターAaron Greenberg氏が今年の年末商戦には投入されるXbox360のモーションコントローラーProject Natalについて年末商戦中に100万台販売することが目標であると語ったことを伝えていました。非常に意欲的な数字だと思います。またAaron Greenberg氏がNatalは全Xbox 360本体に対応し、HDDの有無も問わない(Xbox 360アーケードモデルにも対応)と語ったことも伝えていました。

●ファミ通.comで、スクウェア・エニックスのニンテンドーDS用廉価版タイトル“アルティメット ヒッツ”シリーズに、2010年3月4日から各2940円で『ドラゴンクエスト』シリーズなどが追加されることを伝えていました。
発売されるのは以下のゲームです。
ドラゴンクエストIX 星空の守り人
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
ドラゴンクエストV 天空の花嫁
ファイナルファンタジーIV

ドラゴンクエストVI 幻の大地ももうすぐ発売になりますし、時期としては非常にいいタイミングだと思います。それにしてもドラゴンクエストIX 星空の守り人までもう廉価版が出るとは驚きです。

●ソニーがプレスリリースでついにSDカードとmicroSDカードの販売開始を伝えていました。



ゲーム最新情報 2010年1月11日のニュース

●Moonlight氏がMoonShell Ver2.10 beta3をリリースしていました。2010/02/04までに全言語の翻訳を終える予定だそうです。すげ。

●CodeMiiで、Wii上でHomebrewを直接選んでインストールすることができるHomebrew Browser v0.3.7をリリースしていました。最新のDevKitPPCでコンパイルしたことと、マイナーバグ修正、Homebrew並び替えサポートが変更点です。

●プレイステーション公式サイトで、PSP公式ファームウェア6.20(PSP go対応)でカスタムテーマを作成できるユーティリティテーマ作成ツールがリリースされていました。



ゲーム最新情報 2010年1月10日のニュース

●KOTAKUで、ラスベガスで行われているCES2010のブースでソニーがグランツーリスモ5の3Dデモを展示していたことを伝えていました。ただし、スピンすると方角が分からなくなってしまうそうです。

Playing Gran Turismo 5 In 3D

またPunch Jumpによると、今回のデモバージョンにはLogitechのフィードバック機能付きステアリングコントローラーが付いていたようですが、搭載することが告知されている、クラッシュダメージが表現される機能は非搭載だったようです。敢えて隠したならいいですが再来月発売なんですけど。

●News10で、ビデオゲームアクセサリー販売を手掛けるInnex社がサードパーティー製品としてPlayStation 3用モーションコントローラーを6月には発売することを発表しプロトタイプをラスベガスで行われているCES2010で公開したことを伝えていました。名称は3D Motion Freedom Remoteは見た目Wiiリモコンですが底面のアクセサリーポートがなく、更に連射機能付きとなっているようです。既存のゲームとの互換性も問題ないようで、グランツーリスモ5にも対応しているとのことです。

●IGNで、ソニーはPSPを放棄すべきだとの意見記事を掲載していました。記事を書いたChris Roper氏によると、個人的には良いゲーム機だと思うがPSPを持っていない人が買うならDSかiPhoneだろうし、実際PSNでソフトも売れていないので開発リソースをよりブランド力のあるPS3に振り向けた方が良く、現状売れていない以上PSP goで見せたUMD廃止の方向は開発の失敗を意味しているとのことです。さらに広告費もすべてPS3に振り向ける事が必要だとしています。もしPSP2をあくまでも開発するならばDSのペン入力やiPhoneのタッチパネルのような、据え置き型ゲーム機では実現できない機能を持たせるかPS3またはPS4の拡張デバイスに特化すべきと述べています。
ちょっと過激な意見に思えます。据え置き型ゲーム機をポータブル機で実現するというコンセプトが受け入れられる市場は確かに参入に値する絶大な規模だったとはいえません。現状では任天堂がWiiとDSの棲み分けに成功している現状を鑑みるとソニーの戦略は結果的にニッチ市場だったのかもしれません。
Homebrewのプラットフォームとして見ると高スペックなPSPが絶対上なんですけどね。ソニーはAppleを見習って開発キットを一般向けに開放するような方針転換をしたほうが良いと思います。