先程Acekard2iがDSiをクラックして販売に漕ぎ着けたニュースをお伝えしましたが【記事】早速あちこちで報じられて大騒ぎになっています。
そんな中Engadget日本版で、任天堂のDSiファームアップデートによるマジコン潰しの可能性に言及した記事が掲載されていました。【記事】
ニンテンドーDSiのクラック成功、フラッシュカートリッジAcekard 2i 登場

エンターブレイン調べによれば発売1か月で50万台以上を販売と好調なニンテンドーDSi にもやっぱり来るものは来ます。ニンテンドーDS用のフラッシュカートリッジで有名なAcekardチームが発表したのは、DS / DS Liteに加えてDSi にも対応するAcekard 2i。
従来品と同じくDSカードサイズにmicroSDスロットを備え、カードに転送した様々な形式の音楽や動画の再生、任天堂とライセンス契約を結んでいないいわゆる自家製 / homebrew ソフトの起動、市販ゲームセーブファイルのmicoSDへのセーブ、およびおおっぴらに宣伝はしていないものの市販ゲーム「バックアップ」の起動が可能になります。
つまりは任天堂が商業ゲームパブリッシャー数十社と組んで撲滅を目指しているいわゆる「マジコン」製品です。発売後数日でハック手法の存在が報告されたときは実証コードの作者みずから「マジコン流行は嫌だしなー」と公開していませんでしたが、商売でやっているフラッシュカートリッジ開発者はあっさり見つけて製品に実装してしまったようです。Acekardチームによれば、Acekard 2iの発売は「まもなく」。ただしDSiはWiiのように本体ファームウェアアップデートを容易におこなえる仕様となっており、ソフトウェア的な対策とのいたちごっこには持って行けるかもしれません。
そういえば忘れていました。DSiはファームアップデートが可能な仕様でした。
互いにファーム更新でイタチごっこなら傍観者としては楽しそうですが、ハードまで変えないといけない対策を施されるのはユーザーとしては辛いですね。
任天堂の出方を待って様子を見た方がいいのかもしれません。


 U2DSを箱から出してみました。箱の作りも内側のケースの作りも結構しっかりしています。マジコン自体のシェルの色は白です。カードリーダー付きで、SCDSoneとかの付属のものと同じような形状でした。
U2DSを箱から出してみました。箱の作りも内側のケースの作りも結構しっかりしています。マジコン自体のシェルの色は白です。カードリーダー付きで、SCDSoneとかの付属のものと同じような形状でした。 カードの表面です。シールが少し斜めに貼ってあるのはご愛嬌です。いつもの事です。
カードの表面です。シールが少し斜めに貼ってあるのはご愛嬌です。いつもの事です。 カードの裏面です。microSDは向かって左上のスロットから挿入するタイプです。バネはありませんので抜き差しは手動です。microSDカードの出し入れはかなりスムースで、特に気になる感じはありませんでした。
カードの裏面です。microSDは向かって左上のスロットから挿入するタイプです。バネはありませんので抜き差しは手動です。microSDカードの出し入れはかなりスムースで、特に気になる感じはありませんでした。
 カーネルを入れてU2DSを起動してみました。microSDは相性が悪い事で評判のTrascendの2GBです。
カーネルを入れてU2DSを起動してみました。microSDは相性が悪い事で評判のTrascendの2GBです。 そう、DSTTをYasu氏のYSMENUで起動させたときに似ているのです。これがその写真です。
そう、DSTTをYasu氏のYSMENUで起動させたときに似ているのです。これがその写真です。 試しにDSTTのYSMENUと、U2DSを並べてみました。写真が見にくくて申し訳ないのですが、画面表示もさることながら起動する過程やタイミングなんかもそっくりです。
試しにDSTTのYSMENUと、U2DSを並べてみました。写真が見にくくて申し訳ないのですが、画面表示もさることながら起動する過程やタイミングなんかもそっくりです。 試しにmicroSDカードを抜いて、カーネルなしで起動させてみました。DSTTならmicroSDカードのカワイイキャラクターが出てくる画面が拝めます。さて、U2DSは?
試しにmicroSDカードを抜いて、カーネルなしで起動させてみました。DSTTならmicroSDカードのカワイイキャラクターが出てくる画面が拝めます。さて、U2DSは?