PS3Crunchで、True BlueなどのドングルがなくてもPS3の要求ファームウェア3.60以上のゲームをCFW 3.55で起動させるパッチ済EBOOTが2種類公開されたことを伝えていました。
ドングルがなくても起動できるパッチ済EBOOTは中国のフォーラムで公開されたようです。その中国のフォーラムでは2つのゲーム『Final Fantasy XIII-2』と『Saint Seiya – Sanctuary Battle』のEBOOTが公開されており、FFXIII-2の方はSPRXがないため途中でフリーズするものの、Saint Seiyaの方はドングル類がなくてもCFW 3.55で動作するそうです。
このEBOOTを作成した人物は中国フォーラムの匿名ハッカーであり、今後も要求ファームウェア3.60以上のゲームをCFW 3.55で動作させるためのEBOOTをリリースするつもりのようです。
問題なのは、True Blueまたはそのクローンがないと長く起動できなかったはずの3.60+ゲームが起動できるようになったのは何故かというところです。True Blue向けであればドングルレスで起動できるはずがないので考えられる可能性は現時点では2つしかありません。
一つは、匿名の中国人ハッカーというのが実はE3 Teamのメンバーである、ないしはE3 Teamから流出したという仕組みを解明したE3 Teamのハッキング技術がベースになっている可能性。そしてもう一つが新たなチームないしは個人ハッカーがCFW 3.55で3.60+ゲームの起動方法をE3 Teamとは別に発見した可能性。
現時点ではそれ以上の情報はありませんが、どちらの可能性が真実であったとしてもPS3シーンでのニュースであることには違いありません。
その2つのタイトル、TB用パッチリリース済みですよ。