GameSpotで、ニンテンドーオブアメリカのマーケティング担当幹部であるScott Moffitt氏が現時点ではWii Uで中古ゲームを起動できなくするような対応は考えていないと発言したことを伝えていました。
Scott Moffitt氏はgameSpotのインタビューの中で、任天堂の中古ゲームに対する戦略について尋ねられてこう答えました。
「中古ゲームというのは今でも市場に存在するものですから、現時点でそれを排除することになるような機能をつける気はありません。」
マイクロソフトはXbox 720で中古ゲームが起動しない「アンチユーズドゲームシステム」を搭載し、ソニーはPS4ではストアでダウンロードしたゲームだけでなくブルーレイディスクまでアカウントに紐付けすることで中古の起動をできないようにすると言われている中、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がWii Uでは中古ゲームに関しては特に何もなく普通に起動すると発言していたことから任天堂の中古ゲームに関するスタンスは今までと何ら変わりないと思われていましたが、マーケティング部門の幹部からも同様の発言が飛び出したことになり、ほぼ確実に任天堂は中古ゲーム対策を考えていないと言えます。
また、Wii Uのゲームは720pというがっかりな噂がありましたが、Scott Moffitt氏によると任天堂から発売されるファーストパーティタイトルは「1080pだと思います。」と語っていました。もしかするとE3でのデモのみが720pだったのかもしれません。