PlayStation 6ではAI予測を活用?ソニーがゲームプレー予測支援の特許を取得

TweakTownで、今後発売されるPS5 ProないしはPS6ではリアルタイム予測用のAIプロセッサを搭載する可能性があることを伝えていました。

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今回の話題は2023年12月21日に公表されたSIEの特許の内容で、「ゲームプレー中に予測支援を可能にするためのシステムおよび方法」と題したAI技術を活用してプレーヤーに必要に応じてヒントを提供する仕組みです。

プレーヤーがなかなかボス戦に勝てないとすると、プレーヤーの測定データを収集し、ハードウェアに内蔵さえたAIプロセッサーを活用してクリアするためのヒントをプレーヤーに提供するというものです。

AIプロセッサーとはいうものの、特許の中ではクラウドサーバーに何度も言及していることから、AI処理はPlayStationに搭載されているハードウェアのチップで行うものではない可能性もあります。

AIが提供するヒントは画面上に表示されるだけでなくDualsenceコントローラーのタッチパッドの部分にあるディスプレイを備えたコントローラーにも表示されます。

ソニーは以前にもAI予測支援でコントローラー上のボタンやショルダートリガー、アナログスティックを光らせて、ゲームに行き詰まってしまったプレーヤーへ操作を促すコントローラーの特許を取得していることから、AI予測に基づくゲーム体験の補助を提供してゲームへの敷居を下げようとする取り組みをしていることがうかがえます。

これらのAI予測系機能は来年にも発売されると言われているPS5 Proに搭載される可能性もゼロではありませんが、AIプロセッサのような現行モデルにはないハードウェアが必要なものだと次世代機PS6に搭載の可能性の方が現実的です。

ソニーはそれ以外にもゲームのストリーミングプレイ時に特定のポイントからゲームをリプレイする特許ワイヤレスイヤホンを収納して充電するゲームコントローラーの特許接触や変形動作に基づいて電気信号を出力するコントローラーの温度フィードバックの特許ゲームのコントローラーでタッチパッドを手書きや描画で使用できるようにする特許など、次世代機で採用されそうな特許をいくつか取得しています。

特許がすべて今後発売されるゲーム機に搭載されるわけではありませんが、特許の中には次世代機のヒントが隠されている可能性は大いにあるので今後も特許には注目していきたいと思います。

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