PlayStation.Blogで、SIEがディスクドライブ着脱可能な新デザインのPlayStation 5を発表していました。(名無しさん情報ありがとね)
新デザインのPS5®をホリデーシーズンに向けて発表!
ストレージは1TBに拡大し、Ultra HD Blu-rayディスクドライブが着脱可能に。
詳しくはこちら⇒ https://t.co/b6uxom8Iqq pic.twitter.com/1KYBJ01oBM
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) October 10, 2023
1年前から噂されていた脱着可能なディスクドライブを持つPS5が発表されました。
新しいデザインのPS5で小型化を実現。Ultra HD Blu-rayディスクドライブは着脱可能で内蔵SSDストレージは1TBとなります。一部情報ではディスクレスモデルがベースモデルで外付けドライブ付ける付けないがオプションという話もありましたが、ラインナップは今までと同じでした。
見た目の印象は変わりませんが、並べるとかなり小型化されているのが分かります。
それもそのはず。サイズは30%以上の小型化、重さはディスクドライブ搭載モデルが18%、デジタル・エディションが24%の軽量化です。
サイズ的にはPS5 Slimと呼んでもいいような大きさですが、型番が不明のため本当にSlimと言っていいものなのかは不明です。
これまでのPS5と異なるのは、噂の「脱着可能なディスクドライブ」で、新モデルのデジタル・エディションに別売りのUltra HD Blu-rayディスクドライブ(税込11,980円)を購入すればPS5本体に取り付けることが可能です。
価格は以下です。
PS5(Ultra HD Blu-ray ディスクドライブ搭載版):66,980円(税込)
PS5 デジタル・エディション:59,980円(税込)
通常モデルとデジタル・エディションの価格差は7,000円。ディスクドライブが11,980円なので、後でディスクドライブを購入するつもりなら最初から通常版を買っておいた方が安くなります。
ただし現行モデルは60,478円/49,478円ですから、新型は通常モデルで6,502円、デジタル・エディションで10,502円の値上げです。デジタル・エディションはコストパフォーマンスが悪いと言わざるを得ません。
併せて周辺機器の価格改定も発表されました。価格改定と聞くと値下がりかと期待したいところですが、残念ながら値上げです。
DualSense白黒は7,678円→9,480円
それ以外は8,228円→9,980円
PULSE 3Dワイヤレスヘッドセットは10,978円→12,980円
HDカメラが6,578円→7,980円
メディアリモコンは3,278円→3,980円
DualSense 充電スタンドは3,278円→3,980円
米国と欧州のPlayStation.Blogには周辺機器の値上げについては書かれていなかったので、周辺機器値上げは日本だけです。確実に円安の影響を日本だけもろ受けている形です。
ちょっと過去の記事を振り返ってみました。2020年発売時のPS5の価格は標準モデルが49,980円、Digital Editionが39,980円です。
ついでに発売時の周辺機器の価格も。
DualSense ワイヤレスコントローラー 6,980円
PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット 9,980円
HDカメラ 5,980円
メディアリモコン 2,980円
DualSense充電スタンド 2,980円
ちょっとこれ、時間の経過と共に生産コストが下がって値下がりしてきたPlayStationの歴史がひっくり返ってます。
現行モデルは在庫がなくなり次第販売終了です。新型が出たのなら旧型を選ぶ理由は今まではなかったのですが、新型が値上げされているので逆に旧型の争奪戦が発生する恐れも出てきました。発表されて落胆したPlayStationは個人的にはこれが初めてです。ちょっと高すぎます。
[追記]
IGNがソニーの公報から新型は現行モデルから変更はないとのコメントを得たことから
、新型PS5のカバーは交換可能でストレージ増設もできると伝えていました。
日本では円安での値上げはもちろんですけど海外でも価格据置な所を見ると円安以外にも値下げできない外的要因が大きそうですね