NintendoEverythingで、任天堂は現行Nintendo Switchの世代の途中でハードウェアのリフレッシュを一度は計画していたと伝えていました。
高性能版のNintendo Switch、通称「Switch Pro」は以前から何度も噂に上がっては来ていましたが、実際にそれは発売されるには至っていません。現在は任天堂がSwitch Pro発売を見送り、NVIDIAの新チップTegra239を搭載した次世代Nintendo Switchを準備していると伝えられています。
「Swich Pro」計画があったこと自体が噂レベルに過ぎないことになっていますが、Digital FoundryのYouTube配信番組でDigital FoundryのJohn Linneman氏は開発者筋から得た情報として、任天堂は過去のある時点まではSwitchのハードウェアリフレッシュを計画していたが、現在はその計画がなくなり、代わりに後継機に注力していると語りました。
番組の52:45あたりからDigital FoundryのJohn Linneman氏がその話をしています。
またそのSwitch後継機については「2023年には出てこないだろう」としています。
John Linneman氏が語った内容としては、
高性能版とまで言及されていないもののSwitchのハードウェアを変更(通常は性能が向上するはずなので、ある意味高性能になるのは間違いない)するという計画の存在を複数の開発者筋が聞かされていたことを確認した
というもので、過去多くのメディアから出ていたSwitch Proの噂と同じ情報が別ルートからも出てきたに過ぎません。
ただしここまで来ると任天堂が「Switch Pro」とメディアに呼ばれ続けたSwitchのハードウェア改良を一度は計画していたのは間違いなく事実だったのだろうと思います。
開発者筋にも伝えていたSwitch Proの計画をなぜ任天堂が見送ったのかは定かではありませんが、もし新型コロナウィルスが猛威を振うこともなく、結果世界的な部品供給不足もなかった場合、Switchの販売は任天堂の販売計画予想通り進み、途中で「Switch Pro」は本当に発売されたかもしれません。