ツイッターで、Vita3Kプロジェクトチームが開発しているWindows/macOS/Linux向けのPlayStation Vitaエミュレータ Vita3Kについて市販タイトル『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』が起動するようになりそうだと報告していました。
世界初の試みであるVitaエミュレータVita3Kは開発初期段階として2018年の1月に公表されていましたが、1年半でかなり開発が進んだようで、ついに市販ゲームのバックアップ起動に手が届くところまで来たようです。
Persona 4 Golden will soon boot and show some graphics. Made possible due to some really amazing work in progress on shader translation! Thanks to all involved! pic.twitter.com/BWvjPAUe2c
— Vita3K (@Vita3K) July 24, 2019
動画が公開されていますが、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』がタイトル画面表示寸前まで行っていることが分かります。
Homebrew対応リストでは、結構プレイできるものが増えたなと言う印象ですが、市販タイトルバックアップ起動リストだと、起動するところまで行くものがちらほら見受けられる程度です。
表示できるようになったというレベルでプレイ可能な状態まではほど遠いように見受けられますが、当初petmac氏とRinnegatamante氏だけだった開発メンバーは32人(ちゃんと活動しているのは1/3くらいかも)まで増え、恒常的に開発を進めているようです。
公式サイトではブログで進捗状況も公開され、Nightlyビルドも配布されています。
実用になるのはまだ先だと思いますが、楽しみなプロジェクトです。