SIEJAが、PlayStation 3のシステムソフトウェアバージョン4.82を公開していました。(glanheitさん、Monolithさん、オレクラスさん、くーさん情報ありがとね)
前バージョンの4.81は昨年の11月1日に公開されています。ソニーの1年以上経ってからのファームウェアアップデートは異例で、そもそもPS3自体今年の5月に出荷が完了しているモデルです。
同じパターンでソニーではカーネルexploit対策でその半年前に生産終了したPSPに対し3年半ぶりに新ファームウェアを公開したこともあります。
ちょうど先日 PS3の4.81にカーネルexploitが見つかり、さらに流出したこともありますので、 PS3のアップデートと聞いただけでカーネルexploit対策に違いないと誰もが思うことでしょう。
実際の中身はどうだったのでしょうか。公式発表によると、変更点は
■バージョン4.82で更新される主な機能
システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。
と、いつもの文言だけのためこれだけでは判断しかねます。
4.81exploitは流出したとはいえPS3 4.81 IDPS Dumperが公開されたくらいで実際にシーンが動くのはこれからでした。現時点で確実に4.82でexploitが対策されたとの確認は取れていないようですが、このタイミングでのアップデートは「exploit対策以外考えられない」状況です。
3.55でなくても最新ファームウェアからのCFW化が期待されていただけに、もし本当に4.82がexploit対策だとしたらソニーの仕事の早さにただただ感心します。
カーネルexploit潰しでしょうねぇ。
まもすけさんの言う通り、ソニーの仕事の早さに感心します。