された任天堂の新型ゲーム機Nintendo Switch。
実は公開されたビデオから読み取れる情報はそんなに多くなく、より詳細な情報がないと全容がわからないと感じていましたが、各種メディアもやはり同様に思ったようで、Wall Street Journalの記者 望月 崇氏やファミ通.com編集部が任天堂広報に問い合わせをしていました。その情報や海外サイト(Nintendo Insiderとか)の情報から分かったSwitchの情報についてまとめてみました。
・Joy-Con(L)とJoy-Con(R)、ドックは本体に同梱。ジョイコングリップについては不明。商品構成は発売前に改めて発表
・本体のバッテリーの持続時間の仕様詳細は後日発表
・価格については今までの機種よりもはるかに高いということはない
・リージョン制限の有無については回答が得られず
・発売される具体的なゲームタイトル、Switchの詳細スペック、リージョン制限の有無などの情報は年内に発表されない
・WIi U/3DSのゲームとは互換性なし。
・物理メディアには光学ディスクではなく”ゲームカード”と任天堂社内で呼称されているカードを採用。詳細は発売前に発表
・Unreal Engine 4をサポート。移植などものハードルは高くない?
・スマートフォン向けのタイトルへの対応予定は「現時点ではお答えできません。」
数多くの開発者が使っているUnreal Engine 4をSwitchでも利用できるようにすることで開発者にとっては移植も新規参入もやりやすくなるメリットが増えます。この辺りの考え方はPS4と同じですね。サードパーティの参入は比較的しやすいのではないでしょうか。
発売を来年3月に控えた今の段階で、仕様が未決定のため回答ができないということはさすがにないので、Switchについては戦略的に情報を小出しにしていると考えてよいでしょう。後日発表すると明言している情報と、年内には発表しないという情報、発売前=年明けに発表という時期が異なる表現が混在していることからも、情報公開時期を選んでいる印象を受けます。
ニンテンドー3DSは日本で2011年2月、海外で2011年3月に発売されていますが、発売当初は大コケして、発売から半年経たずに1万円もの大幅値下げをせざるを得ない戦略変更を強いられました。
Switchも年末商戦時期を外してしまっている3月という発売時期のため、任天堂としては3DSと同じ失敗を繰り返さないよう情報操作を行うことで話題性を継続させるつもりではないでしょうか。だとするとAndroid向けタイトルへの対応のような、カスタムTegraプロセッサーを採用しながらあえて対応しないのは考えにくい、と感じるようなSwitchの売りになるかもしれない機能こそ発売直前にしか公表されないかもしれません。
●NVIDIA SHIELDタブレット(4~4.5諭吉)は超えない
●WiiU(デラックスな3諭吉)は超える
として
本体(基本セット)……34980円(税別)・339.99USD
デラックスパック(ソフトバンドル)……39980円(税別)・399.99USD(日本版やり少しソフト多め)
で予測(期待)してみる。
PS4slimが29980円(税別)だったはずだし、そこから大きく外す(高くなる)のは避けたいだろうしね。