GBATempで、Foxi4氏がSky3DSユーザー向けマルチツールSky Army Knife v1.0をリリースしていました。
マルチツールという名称で開発者自身が呼んでいますが、現状のv1.0での機能はバックアップROMファイルのテンプレートファイルの生成機能のみが実装されています。
Sky3DS自体を持っていないので調べた範囲での内容ですが、このテンプレートファイルにはバックアップROMの情報が記載されていて、バックアップ起動の互換性を向上させるためにSky3DSがこのデータを提供し、Flashcartで使っているようです。つまり、発売されるゲームが増える度にテンプレートファイルも更新し続けるという類いのものです。
Sky3DSチームがサポートをやめてもテンプレートファイルを自作できるようにするためにはサポートツールがあった方が良いのでしょうし、最近は同じIDなどが使い回されていることからネットワーク接続時に検出されてBANされていることもあり、そこを編集することでBANのリスクを低減できる可能性もあるそうです。将来的にはROMに関する各種タスクやSDカード管理機能なども盛り込む予定としています。
[Browse]
.3ds ROMファイルを選択時にPC内をブラウズする際に使用します。
[UniqueID]
自分で打ち込むか、コピペで記入します。入力できるのは0から9の半角数字かAからFの半角アルファベットのみです。半角スペースで区切って2バイトずつ記入します。BANされる恐れがあるのでテンプレートを生成した場合にはオンラインでの使用は避けてください。Zero-Fillチェックボックスにチェックを入れるとUniqueIDをゼロで埋めるため入力をスキップすることもできます。
[EEPROM ID]
EEPROMタイプを選択します。ドロップダウンリストから選択してください。EEPROMタイプが分からない場合はSky3DSチームが提供するテンプレートファイルを参照してみてください。EEPROMタイプを選択しない場合には該当部分にすべてゼロが挿入されます。
[Cart ID]
Cart IDタイプをドロップダウンリストから選択してください。Cart IDが分からない場合はSky3DSチームが提供するテンプレートファイルを参照してみてください。選択していない項目がある場合には該当部分にすべてゼロが挿入されます。
[Unknown ID]
Unknown IDを入力します。入力できるのは0から9の半角数字かAからFの半角アルファベットのみです。半角スペースで区切って2バイトずつ記入します。現時点ではDiskWriterでも直接は使われていないため、このIDについては存在は分かっているものの詳細不明です。Sky3DSチームが提供するテンプレートファイルを参照して入力するか、Zero-Fillチェックボックスにチェックを入れてゼロで埋めてください。
[Generate Template!]
テンプレートファイルを生成する時にクリックします。
[Clear]
入力したものをすべてクリアします。
[Copy to Clipboard]
ウィンドウの中身をWindowsのクリップボードにコピーします。