VG247で、PS4とXbox Oneの4K対応版が今年発売されるかもしれないと伝えていました。
近頃良く聞く「4K」とは、4,000×2,000前後の解像度の映像のことで、簡単に言うと現行のHDよりも高画質な映像のことです。今映像系の業界では4Kを今後のメインストリームと見据えて数々のコンテンツ制作を進めようとしています。
4K映像を見るには4K対応のモニターが必要で、現在の4K対応として販売されているテレビやモニターはあくまでも4Kという付加価値を持たせた商品(そもそも4Kコンテンツが巷にあふれている訳ではありません)という位置付けで高額製品となっています。
Netflixの役員であるJohn Hunt氏はCES 2014の期間中に「ソニーから4K対応のハードウェアバージョンの発売を”確約された”」ことが明らかになったそうです。John Hunt氏はPS4もXbox Oneも発売から2年を経過する10月ないしは11月に通常ならマイナーチェンジを実施するので4Kビデオ対応のコンポーネントを搭載した新ハードウェアを発売するはずだと考えているようです。
実際ソニーは過去には4Kのサポートの意向を示し、マイクロソフトも4Kについては検討中だという状況のようです。
PS4とXbox Oneの4Kサポートはあくまでも噂レベルに過ぎませんが、その筋の人たちに聞くとテレビの今後の主流は4Kと今は口を揃えたかの要に発言します。テレビという製品を売りたい業界としては4Kコンテンツとして優良商品となり得るゲームコンテンツを用意してもらいたいとソニーやマイクロソフトに要望している可能性も十分あります。
それだけのグラフィックを用意することはコンテンツを作る側も大変でしょうが、4K対応というだけで今は付加価値が付けられますし、単なるHDのアップコンバートでもそこそこ綺麗な映像になりますから4Kテレビをお持ちのユーザーにも喜ばれると思います。
なお、完全に個人的な見解ですが、テレビ業界も家電業界も4K4K大騒ぎしている雰囲気がありますが、個人的にはテレビの主流である地上デジタル放送では4Kなんて放送できませんし、そもそも大画面で視聴してこそ価値が出る4Kテレビなんて日本の家屋向けにバカ売れするなんて未来は絶対に来ません。最終的には4Kでも表示できますレベルの「とっても綺麗に見える気がするなんちゃって4Kテレビ」がせいぜい関の山です。
ということで、4Kは一時大流行りした3Dとさほど変わらない騒ぎ方を今はされているだけです。PS4やXbox Oneがコストダウンで値下がりしてなおかつ4Kに対応するなら付加価値付いて喜ばしいですけどね。
SP4…誤字ですかね