GitHubで、BnuuySolutions氏がPlayStation VR2に存在する脆弱性を利用しWindows PCに接続してJailbreakすることができるユーティリティvr2jb v0.1.0をリリースしていました。
現時点ではPS VR2をリカバリーモードで起動して任意のファームウェアに書き換え(ダウングレードも可能)ができるのみですので実際にはJailbreakというニュアンスとは異なります。
脆弱性自体はUSB接続時のチェック不足によりスタックオーバーフローを引き起こすというものです。USBリクエストの最大バッファ長(64バイト)が構造体の容量を超えると送信が拒否されると思ったら実際にはできてしまい、結果スタックオーバーフローが発生します。
スタックオーバーフローの結果クラッシュが引き起こされ、リカバリーモードに入ることができることが明らかになりました。そのリカバリーモードではファームウェアを再インストールできますが、バージョンを問わずインストールが可能だったというのが今回のPlayStation VR2 Jailbreakの全容です。
これをJailbreakと表現していいのかどうかという問題はありますが、ユーザーが使えるわけではないPS VR2のリカバリーモードを使えるようにできたという観点で見ると、exploitによりリカバリーモードの解放が可能になったわけですからJailbreakと言ってもいいかもしれません。
