Nintendo Switch システムバージョン 20.0.0

任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switch システムバージョン 20.0.0をリリースしていました。

Switch-Update

前バージョンの19.0.1_rebootless43から3ヶ月強、ベースとなる19.0.1からは半年ぶりのアップデートです。

公式発表の変更点は以下です。

●HOMEメニューに以下の機能を追加
・バーチャルゲームカード
・おすそわけ通信
※バーチャルゲームカードの導入に伴い「いつもあそぶ本体」の仕組みを廃止し、「特定ソフトの利用券を共有できる本体」に名称と役割を変更

●「マイページ」→「ユーザー設定」に以下の項目を追加
・本人確認の設定
・オンラインライセンスの設定

●HOMEメニューの「ニンテンドーeショップ」「ゲームニュース」のアイコンの色変更

●「セーブデータの引っ越し」で複数のセーブデータを選択して一度に引っ越し

●「設定」→「本体」に「Nintendo Switch 2 へまるごと転送」の項目を追加

●一部のユーザーアイコンの見た目を更新

明らかにNintendo Switch 2の準備に向けたメジャーアップデートです。

Atmosphereはアップデートするまで動作しません。SciresM氏はアップデート作業に取り組むことを告知しています。

Nintendo SwitchにはファームウェアをメジャーアップデートするときにeFuseを焼き切る仕様になっています。eFuse(eヒューズ)は電子的にプログラム可能なヒューズのことで、ソフトウェアによって焼き切る(切断する)ようになっています。

Nintendo Switch SoCのTegra X1プロセッサの内部レジストリであるFUSE_RESERVED_ODM7をブートローダーがチェックすることでダウングレードをブロックするアンチダウングレード機能として使われています。

sthetix氏によると、20.0.0では全部で32個あるeFuseのうち21個目を焼き切りました。AtmosphereやHekateなども20.0.0に対応させる更新をするまでは起動できません。開発者の対応待ちとなります。

HekateやAtmosphereなど自分に必要なものが20.0.0に対応するまではアップデートは控えるのが吉です。

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