twistedvoxelで、2025年4月以降に発売される予定のNintendo Switch後継機(通称Switch2)ではドックに60Wの高速充電器と冷却用ファンが搭載されていると伝えていました。
今回の情報は海外の掲示板Famiboardsに書き込まれた情報がベースです。税関データの追跡からSwitch2のスペックを特定したときと同様に税関データを解析した結果です。
任天堂と、Switch2へチップを供給するNVIDIAの税関データを解析したところ、Switch2のドックの中には60Wの充電に対応する充電器が入っており、その電力により「より高いクロック周波数での動作が可能」で「高速充電にも対応している」ことが分かりました。60Wあればバッテリーが空になっているノートPCでも起動させることができるので、かなりの電力供給力があると言えるでしょう。
そのSwitch2の充電器を提供するメーカーは、既存モデルと同じDelta Electronics(デルタ電子)になるようです。
ドックについてのデータには新たに小型の冷却用ファンも存在も示唆されています。サイズがかなり小さいファンのようで、ドックに内蔵されている可能性が高いようです。これらの情報が事実であれば、Switch2はドックを使うことでかなり大幅にスペックアップを可能にするだけでなく高速充電にも対応、心配される発熱を冷却する仕組みもドック自体に用意されることになります。
Switch2はドックに取り付けるTVモードでは現行モデルよりも性能ブースト具合が大きくなるとの情報がありますが、今回の情報はそれを裏付ける内容となっています。ただ、純正ドックの電力と冷却機能ありきがTVモードでのスペックアップの条件だとすると、サードパーティのドックでは携帯モードと判定されてスペックを抑える制限がかかるかもしれません。
60Wに対応しているというだけの話で、スイッチと同様に60Wフルに使うことは無いでしょうし、高速充電にも対応しない可能性が高いです
Famiboardsで散々議論済みですが、ドックに内蔵されているファンで本体を冷却するというのは構造的にあまりにも非現実的であり、また携帯モードとTVモードで性能差を大きくすることで得られるメリットは何一つありません(MLIDはゲーム開発の知識が全くないので相変わらず適当な嘘を言ってますが)
残念ながら今回の情報はスイッチ本体の冷却やTVモードの大幅なスペックアップを裏付けるものではありません