UnlockSwitchはMig Switchクローンから進化してオープンソースを目指すらしい

Unlockswitchチームが、Nintendo Switxh向けMig SwitchクローンFlashcartのUnlockswitchで2種類のバージョンを発売することを発表していました。

UnlockSwitch

UnlockswitchMig Switchを解析したコピー商品のはずでしたが、今回発表された内容は単なるクローン(コピー商品)の枠を超えた改良版です。とはいえ、最初の段階でコピったことには変わりありません。

UnlockSwitchで2種類のバージョンをリリースすることに決めました。

1つは、2つの新チップセットを使って最終的にはオープンソースとなるバージョンです。我々が注力してアップデート等も行うのはこちらのバージョンになるでしょう。

もう1つは、プログラマーとICE40/ESP32Sチップセットベースのバージョンです。

ファイルがリークされる頃には、ハードウェアは購入できるようになっているでしょう。

ICE40/ESP32Sは完全なMig Switchクローンハードウェアのことです。シェルだけ変えたMig Switchではないかとの疑惑があった、ユーザーに配布したサンプル版UnlockSwitchで使われていたチップです。「ファイルがリークされる頃」という表現にしている意図が分かりませんが、中身は完全にMig Switchクローン(プログラマーというのは中身の書き換えができるのか?)と言う意味かと思います。

簡単に言うと、UnlockSwitchの2つのバージョンの違いは搭載するチップの違いだけです。本当にオープンソースにするなら、その気になれば自作できるFlashcartになるという可能性があります。Mig Switchを潰しに来ているかのようです。

オープンソース化というのは、金儲け第一のクローンFlashcartの動きとしては考えられない話ですが、任天堂がついにMig Switchをターゲットにし始めたこともあり、一緒にターゲットとならないよう方針を転換したのかもしれません。そもそもUnlockSwitch売ったら一緒ですけどね。

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