Insider Gamingで、2024年の年末商戦期に発売と言われているPS5の高性能モデルPS5 Proの新たなスペックの情報を公開していました。
PlayStation開発者ポータルでサードパーティの開発者に送られた文書が流出し、PlayStation 5 Proはレンダリングが45%高速化、レイトレーシング性能はベースモデル比で最大3倍、スペクトラル超解像は最大8K解像度に対応というスペックが明らかになりました。
Insider Gamingでもそのリーク文書が本物だと情報筋から確認を得ましたが、今回新たに入手した追加のPS5 Proの情報を公開しました。Proモデルとなってどの程度高性能化したのかが分かるよう標準モデルのスペックと比較されています。
システムメモリ
現行PS5 – 448 GB/s (14 GT/s)
PS5 Pro – 576 GB/s (18GT/s) 標準モデル比で28%向上
CPU
CPUはPS5 Pro標準モデルと同じであるが、PS5 Proには”High CPU Frequency Mode”があり、CPUクロックは3.85GHzから最大で10%向上
ただし”High CPU Frequency Mode”はCPUにより多くのパワーを振り分ける代わりにCPUを1/5%ダウンクロックさせる仕組みのため、GPUパフォーマンスは1%下がる
オーディオ
PS5 ProのACVは、標準モデルよりも高クロック速度で動作するため、ACMライブラリのパフォーマンスは35%向上
・多くのConvolution Reverb(畳み込みリバーブ:コンサートホールでの残響を完全に再現したりできる)の処理が可能
・多くのFFTやIFFTの処理が可能
また、PS5 Proでは現行PS5 Slimと同様脱着可能なディスクドライブと1TBのストレージ容量が搭載されます。
現在のPS5 ProはSDK 9.00で動作しており、SDK 10.00は現時点での発売目標とされている2024年秋に予定されています。