毎日新聞が、Nintendo Switch後継機の情報として報道されている内容について任天堂の古川社長が「不正確だ」として否定したことを伝えていました。(cellさん情報ありがとね)
[任天堂HP]「2024年3月期 第2四半期 決算短信」を掲載しました。https://t.co/tphzYA6Usb
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) November 7, 2023
任天堂は2023年11月7日に2024年3月期 第2四半期決算発表を行い、その中での古川社長の発言が注目された形です。
Q&A セッションの資料が公開されるまで発言の正確な内容は我々では確認できませんが、古川社長は以下の報道を「ネットを中心にあたかも公開情報であるかのようなうわさが流れているが不正確だ」「事実ではない」と会見で否定したようです。
・Activision Blizzardと任天堂の次世代機について話し合った
・gamescomで開発者向けにデモが披露されていた
また、公開された特許情報からこれが次世代機ではないかという流れになっています。
・デュアルスクリーンを備え、分離することで2つの携帯ゲーム機として利用できるコンソールの特許を取得した
これについても
「(特許の情報は)公開されると理解して出願している。そのまま将来の製品に搭載されることを意味するわけではない」
と、次世代機との関連を否定しました。
任天堂がよくやる「正式に発表したものではないのでそれは正しくない」的な雰囲気を感じます。
たとえば仮にgamescomでのデモの話の場合、
gamescomの期間終了の翌日だからgamescomとは関係ないので「事実ではない」
gamescomの会場とは違うところでごく一部にちょい見せしただけだから「事実ではない」
程度かもしれません。
決算発表ではゲームソフトの販売が好調なことや、円安に伴う為替レートの見直しの結果上高予想を大幅引き上げたようですので、Switchを新型に切り替えなくても業績を維持できているようです。今回否定するだけでSwitch次世代機の話を一切出さなかったのは、今の任天堂が業績好調で余裕があるせいかもしれません。