ツイッターで、SwitchrootチームがNintendo Switch向けのAndroid 11を準備していることを示唆するスクリーンショットを公開していました。
Switch向けは現時点でAndroid 10がリリースされています。Android OS自体の最新バージョンは昨年秋にリリースされたAndroid 12で、Android10は2年前の2019年秋のものです。
SwitchのアーキテクチャはAndroidが動作する系統のものですが、Joy-ConなどSwitch特有のハードウェアに対応する必要がある上に、そもそもSwitchでサードパーティOSを起動させること自体イレギュラーなので、それも有志による移植作業のみとなるとどうしても時間はかかります。
そんな中、Switchrootチームはデバイスが「Switch」でAndroidバージョンが「11」と表示されたSwitchの画面を公開しました。
https://twitter.com/switchroot_org/status/1523024783494942721
ただ、現時点では有機ELモデルはサポート対象外ですが開発には取り組んでいるようです。
Not yet–support is actively in the works though. Donate so we can get more dev units!https://t.co/jGfExisddm
— switchroot (@switchroot_org) May 7, 2022
(有機ELモデルは)まだサポートできていませんが、取り組みは進んでいます。もっと多くの開発機を手に入れるため寄付をお願いします。
具体的なリリースについての言及はありませんが、現時点で起動させることが可能な段階には来ているようですので近い将来Switch向けのAndroid 11ベースのカスタムROMとしてリリースされることになるでしょう。