GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.2.2(b9c90b9)をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 1.2.2 is released: https://t.co/DFov7W7Y4l
Bugs in the new 13.0.0 "sprofile" services were fixed, and ams should no longer fatal (0xCAF6) when receiving profile data from the internet. Sorry about that!
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) October 30, 2021
Atmosphere 1.2.2のリリースです。
13.0.0から実装された新しいsprofileサービスの不具合修正により、Atmosphereはインターネットからプロファイルデータを受信しても致命的なエラー(0xCAF6)を吐かなくなりました。ご迷惑をおかけしました。
Also, some more minor mesosphere improvements made it in.
— Michael (@SciresM) October 30, 2021
また、mesosphereのマイナーな改善も行いました。
GutHubに書かれている更新履歴は
・13.0.0で導入されたsprofileサービスをAtmosphereに実装した部分の不具合修正
・mesosphèreの改良
で、かなり詳しくは書かれているものの概要はSciresM氏のツイートの通りです。
Atmosphere 1.2.2に合わせ、関連アプリケーションや署名パッチも更新されました。
●GitHubで、yellows8氏がNintendo SwitchでHomebrewを起動することができるSwitch Homebrew Launcher(nx-hbmenu) v3.5.0をリリースしていました。ディレクトリや.zipファイルからテーマを追加して使用できるようにしたことなどが変更点です。nx-hbmenu v3.5.0はAtmosphereに含まれています。
●GitHubで、TeJayH氏がNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.2.0(pre-release) f7f83b474で非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 13.1.0-1.2.2をリリースしていました。Atmosphere 1.2.2対応が変更点です。