GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.1.1(99c74469e)をリリースしていました。
13.0.0対応プレリリース版 Atmosphère 1.1.0(006f8022c)からの変更点は
・MODを有効にしてゲームを起動した際のメモリーリークの不具合修正
・安定性向上
となっています。今回はプレリリースではなく正式リリースです。
Happy June 15th! Atmosphere 1.1.1 is released: https://t.co/Xf3FZTsxZD
This is pretty much the 1.1.0 pre-release plus a bugfix for a crash when launching modded games repeatedly without rebooting and a minor optimization in mesosphere.
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) September 24, 2021
.1.0のプレリリースの内容に加えてリブートせずに繰り返しMODを加えたゲームを起動した際にクラッシュしてしまうバグの修正とmesosphereの最適化です。
特に機能追加はなく、1.1.0の不具合を修正してバージョンを上げたことになります。
署名パッチについては、TeJayH氏がpatches(sigpatch) 13.0.0-1.1.1をリリースしています。
[追記]
THZoria氏がAtmosphere 1.1.1に対応した署名パッチpatches 13.0.0(Sigpatch 1.1.1 FW 13.0.0)をリリースしていました。