賛否両論(というよりどちらかというと否定的な論調が多い)あった東京オリンピックが1年延期されいよいよ開幕しました。
日本の文化を世界にアピールするチャンスであるオリンピック。リハーサルが行われていたらしい日、東京・国立競技場近くにいた人が「ドラクエ(のテーマソング)が聞こえた」とツイートしていたのを多数見かけました。
ドラクエ、どこで出てくるんだろうと思って開会式観ていました。ドラクエしか頭になかったので何らかの演出で出てくるのだと予想してましたが、使われたのはあまり想像してなかった各国選手団入場の行進曲でした。しかもドラクエを栄えある第一曲目として、ドラクエ以外のゲームの音楽も入場行進曲に多数使われたのです。
ドラクエと言えば、ドラクエの生みの親である堀井 雄二氏。堀井氏がこんなツイートしてました。
オリンピックの入場曲にドラクエの曲が流れた時は、ボクも、うるうるしてしまいました。これまで35年走ってきたかいがあったような気がしました。素晴らしい楽曲を作曲してくださったすぎやま先生をはじめ、支えてきてくれた多くの皆さんに感謝です。ありがとう!!
— 堀井雄二 (@YujiHorii) July 23, 2021
わかる。そうですよね。
日本の選手団入場の時もドラクエでしたね。
以下が曲名リストです。日刊スポーツから拝借してます。
- ドラゴンクエスト「序章:ロトのテーマ」
- ファイナルファンタジー「勝利のファンファーレ」
- テイルズオブシリーズ「スレイのテーマ~導師~」
- モンスターハンター「英雄の証」
- キングダムハーツ「Olympus Coliseum」
- クロノ・トリガー「カエルのテーマ」
- エースコンバット「First Flight」
- テイルズオブシリーズ「王都-威風堂々」
- モンスターハンター「旅立ちの風」
- クロノ・トリガー「ロボのテーマ」
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ「Star Light Zone」
- ウイニングイレブン(Pro Evolution Soccer)「eFootball walk-on theme」
- ファイナルファンタジー「MAIN THEME」
- ファンタシースターユニバース「Guardians」
- キングダムハーツ「Hero’s Fanfare」
- グラディウス(Nemesis)「01 ACT 1-1」
- NieR「イニシエノウタ」
- サガシリーズ「魔界吟遊詩-サガシリーズメドレー2016」
- ソウルキャリバー「The Brave New Stage of History」
有名どころのゲームばかりです。これなら海外にも伝わると思われる選曲です。全世界配信ですからね。
開会式を観ていて残念だったのは、ゲーム音楽という紹介はされたものの、これらの楽曲の個別紹介がほぼなく、知らない人には単なるBGMにしかなっていなかったことと、中継ではPA outをちゃんとMIXしておらず会場ノイズ(オーディエンス)扱いでさりげなすぎたことです。頼むよNHK。
その昔、ゲームなんて子供の遊びとみられていました。
ファミコンブームに当時夢中だった子供たちは今大人になり、大人もゲームをプレイするのが当たり前になりました。それは日本どころか世界の文化の一つとなって、ゲーム業界はいまや一大経済圏と化しています。
大げさではなくゲームが文化になった。そう感じた東京オリンピックの開会式でした。
どうでもいいことですが、夜空に浮かぶドローンによる演出凄かった。でも雨降ったらどうしたんでしょうね。ピクトグラムもっと凄い。冬季北京オリンピックは中国が技術を結晶させて凄い演出してくるかもしれないけど、そういう技術とはまったく違うピクトグラムの技術凄い!それから各国選手団入場順があいうえお順だったみたいですが、イギリスをイングランドでもなくユナイテッドキングダムでもなく英国(えいこく)にしたの誰だよ。あと、マンガアピールが中途半端に各国紹介プラカードの吹き出しチックだけなのはアピール不足かな?
https://twitter.com/nhk_sports/status/1418581048217292800
堀井ゆうじさんが、すぎやまこういちさんの事を相当尊敬されてるのをわかった案件ですね❗️