wccftechで、まもなく発表かと噂される新型Switch(通称Switch Pro)について売りとなるはずのグラフィック機能の大幅アップが発売時に封印されるなど制限が加えられる可能性があることを伝えていました。
もしかしたら今週にも発表されるかも知れない新型Switchはテレビ接続時に4K出力に対応し、なおかつグラフィックのパフォーマンスを大幅に向上させるDLSS (ディープラーニング スーパー サンプリング)をサポートすると言われています。ところが実際の発売時にはお預けとされる可能性があるという内容になっています。
今回の噂の出所は韓国語のコミュニティサイトclienで、ResetERAフォーラムが話題にしたことで取り上げられるようになりました。
Taiwanで書き込まれた内容は以下です。
- 新型Switch(Switch Pro)のGPUクロックはドックに接続したTVモードで1GHz、携帯モードで768MHz。
- 新型は携帯モードで720pの120FPSのスペックを持っているが、720pの60FPSに固定される。
- ドックに接続した場合のパフォーマンスは1440pに最適化される。
- NvidiaのDLSSテクノロジーは新型Switchに実装されるものの、情報を流してくれた人によるとドック接続時のみ有効になるか、あるいは何らかの理由で発売時には無効化される模様。
- サードパーティーディベロッパーは既に新型Switchの開発機を入手している。
- 任天堂は3年前からNvidiaではなくAMDのチップセットを使って開発を試みていたが、結局Nvidiaを選択したという噂がある。
- 新型Switch発売と同時にマイクロソフトのSwitch向けXbox Game Passが開始されるという噂が日本で流れている。
4Kどこ行ったの?的内容ですね。
そもそもが、Taiwanへ書き込んだ人物に情報をリークした人物がいます。その人物が何者がは全く不明ですので、当然書き込まれた内容も真偽不明の噂レベルでしかありません。
最後のXbox Game Passですが、「日本で〜」と言われても記憶がないので調べたところ、WindowsCentralに、「Phil Spencer氏がXbox以外のゲーム機にXbox Game Passを提供したいという意向を持っている」とか「任天堂がマイクロソフトのXbox Game Pass提供に許可を出した可能性があるとの噂」には言及していましたが、そのあたりのことでも指しているのでしょうか。初めて出てきたAMDの話も真偽不明です。
新型Switchは、いわゆる上位モデルの追加としてリリースされるのではなく既存モデルの置き換えという情報が現時点での最新の噂ですが、今回出てきた話が事実だとすると新型Switchはスペック的には大幅改良だが表向きは「ちょっとだけアップデート」のように受け取れる内容にランクダウンすることになる一方、まるで既存モデル置き換えの噂と整合性が取れそうな内容となります。
ただ、それだと噂の価格1万円アップと言うのが市場に受け入れられない可能性が出てきてしまいますが。