Nintendo Switchのシステムバージョン12.0.0

任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switch システムバージョン 12.0.0をリリースしていました。

Switch-Update

前バージョンの11.0.1から4ヶ月弱でのアップデートです。少し間隔が開きました。

以前のバージョンからの主な更新内容

12.0.0(2021年4月6日配信開始)

以下の不具合の修正を含む、いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。

「セーブデータお預かり」の機能で、セーブデータのバックアップ処理中に通信エラーが発生すると、まれに一部ソフトのセーブデータの自動バックアップが停止してしまう問題を修正しました。

アップデート間隔が開いた上に数字の上ではバージョンの11からバージョン12へのメジャーアップデートになりますが、その割にはマイナーな内容になっています。

まだ情報が出揃っていませんので、何か分かれば追記します。

[追記]
早速SciresM氏がコメントを出しています。

今晩遅くには差分を洗い出すべく頑張ります。今日二度目のコロナ陽性食らって今はちょっと…まあ何とか頑張ります。

確かに以前陽性になったと言ってた気がしますが、やっぱり二回感染するんですね。変異株かな。無理しないで下さいね。ここに書いても伝わらないですけど。

[追記2]2020.4.7
SciresM氏は体調不調らしく、解析が全く進んでいないようです。
GBATempの12.0.0のスレッドを流し読みしてみましたが、
・12.0.0はアップデートしてもeFUSEは焼かないらしい
・12.0.0にアップデートするとHekateからはemuNANDもsysNAND(ノーマル)も起動しない
という報告が上がっているだけで特に新しい情報が出てきていません。

それどころか、SwitchシーンはSciresM氏頼みであることが完全に露呈された状態になっています。8ページ分も書き込みがありますが、流れはほとんど
マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
という雰囲気出してます。

唯一GBATempのAtmosphereトピックでSciresM氏が1つだけ発言しているのは見つけました。

内容は以下です。

`sm`と付いているシステムモジュールのプロトコルを変更してきたため、Atmosphereで12.0.0をサポートするにはそのプロトコルをリバースして再実装する必要があるが、さすがに時間がかかるので当面の措置としてmitm APIは当初はそのプロトコルをサポートしない形で進める。 システムマネージャー以外で新プロトコルを使用しているのはpgl(Atmosphereでは解析して再実装済み)なので余分な作業内容が増えたことになる。

当面は暫定サポートという形で進めるようです。まずはHekateからブートできるようにするところからになるでしょう。

[追記]2020.4.7
switchbrewで12.0.0のページができました。
内容としてはかなりのボリュームがあります。公式発表の変更履歴が(内容は本当なんでしょうが)フェイクに見えてきます。

内容が開発者向けなので細かくは解説できませんが、カーネルも変更多数でメモリ割り当ても変更になっている上にシステムモジュールも大幅にリファクタリングされ変更されました。
特殊なところでは、Bluetoothオーディオのサポート追加というのがありました。ただしオーディオのシステムモジュールがドライバをサポートするサービスを使用していないので、実装されただけで使えない状態です。

[追記2]2020.4.9

hexkyz氏によると、新たにサポートされるデバイスとしてファームウェアのデータ内にある”CrdA”という文字があり、それが”Cradle Aula”の意味ではないかとコメントしています。Aulaは4K対応でOLEDを採用すると噂されている新型Nintendo Switchのコードネームです。4K出力をすることになる新型Switchのドック(クレードル)のことではないかという予測です。

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『Nintendo Switchのシステムバージョン12.0.0』へのコメント

  1. 名前:通りすがり 投稿日:2021/04/06(火) 09:59:36 ID:a07412c33 返信

    本文最初のバージョン表記が11.0.0になってますよ

    • 名前:mamosuke 投稿日:2021/04/06(火) 10:07:37 ID:f7a8bfb47

      過去を引きずって感情的になってしまった気持ちが出てしまいましたね。気持ちを入れ替えます。