ツイッターで、sthetix氏がNintendo Switchの11.0.1でSX OS 3.1.0が起動するようになったことを報告していました。
SX OSは偽ライセンスでのクラックが可能になりましたが、あくまでも単にライセンスを購入しなくても起動できるようにしたもので、最新バージョンであるSX OS v3.1.0がサポートしているSwitchファームウェア11.0.0でアクティベーションなしでも起動できるようになっただけです。最新ファームウェアである11.0.1では起動できないのは変わりませんでした。
sthetix氏の報告で、11.0.1で起動できるようになったことが明らかになりました。
I can confirm that we can run SX OS 3.1.0 on fw 11.0.1 by flashing these BCPKG images to the NAND. Thanks to https://t.co/40Eus2Jn4U
download the file here : https://t.co/7j76PxtK0x
I will make guide asap.
— sthetix (@sthetixofficial) April 4, 2021
SX OS 3.1.0はNANDにBCPKGイメージを書き込んで11.0.1で起動できることを確認しました。
できるだけ早くガイドを作ろうと思ってます。
sthetix氏が配布しているのはBCPKG-Images.zipで、.binのバイナリファイル4つです。
sthetix氏のツイートには时鹏亮氏のブログ时鹏亮的blogへの謝辞が書かれていますが、リンク先がブログのトップページなのとブログが中国語でURLにも中国語が使われててぱっと見よく分かりませんでした。
調べたところ、どうやら「Switch 硬破设备 11.0.1 魔改 NAND 支持SX 3.1.0引导图文教程」というチュートリアル記事のことを言っているようです。ちなみに时鹏亮氏のブログで配布されているファイルは暗号化されていますので、解凍時にはパスワード”shipengliang”を入力する必要があります。
时鹏亮氏のチュートリアル記事にに書かれている
作業の概要をざっくり言うと、11.0.1でNANDバックアップ(full.00.bin)を取得、NxNandManagerでmicroSDをWindows PCにマウントして直接開き(万が一に備えて要バックアップ)、BCPKG2の4つのバイナリファイルをリカバリーして、最終的にsysNANDまたはemuNANDへ復元する、となっています。sthetix氏が自身で動作を確認したそうです。
そこまでしてでもSX OSを是が非でも使いたい方は試してみてもいいかもしれませんが、SX OSはもう潮時ですので使うのをやめるなら今、ですよ。