WiiDatabaseで、ニンテンドーオブアメリカがGoogleに対しアメリカのDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づいた申し立てを行い、WiiDatabaseにあるAtmosphèreのページが検索結果から除外されたと伝えていました。
WiiDatabaseでは以前もSX OSダウンロードページがGoogleの検索結果から除外されていますが、今回は(単体では)違法コピー起動ができないはずのカスタムファームウェアAtmosphèreが対象になっています。
DMCAはアメリカ国内の法律ですが、アメリカからアクセスできるサイトに扱いの差はないようで、今回もドイツのサイトであるWiiDatabaseにも適用された形になっています。しかも申し立てをした任天堂にとってはSX OSもAtmosphèreも一緒ということです。今回の申し立て日は2020年6月30日になっています。
なお、WiiDatabaseが同様の申し立てで検索結果から除外されたのは3回目だそうです。
ちなみに今回WiiDatabaseと並んでAtmosphèreで除外されたのはLumendatabaseによると
- birbchirp.gitbook.io【チュートリアルサイト】
- sdsetup.comチュートリアル&関連ファイルダウンロードサイト】
- wiidatabase.de【AtmosphèreとSignatur-Patches二次配布】
- www.ns-atmosphere.com【USBドングル製品サイト】
です。
WiiDatabaseは「違法コピー起動ができないはずのカスタムファームウェアなのに、一緒に除外された他のサイトと同類扱いはおかしくないか」的なニュアンスで言っていますが、Atmosphèreの並びでSignatur-Patches二次配布してたら一緒だと思いますけど。
二次配布しているならまだしもダウンロードリンク紹介だけでも除外食らっているので結構厳しい処置です。