次世代Xboxの廉価版 Xbox Series Sは8月発表か

Eurogamerで、マイクロソフトが次世代XboxのコードネームLockhartの廉価版Xbox Series Sを8月に発表する予定だと伝えていました。

Xbox-Logo

Windowsのライブラリに次期Xboxの廉価版”Lockhart”(コードネーム)の文字が存在したりXbox Series Xの廉価版”Lockhart”の専用プロファイルが発見されたりなど、次世代Xboxの廉価版モデルは正式に発表されていない以外にその存在の疑う余地がない状態になっています。

Eurogamerの情報では、低消費電力のXbox Series S(コードネームLockhart)を当初6月に発表する予定を、実は数ヶ月前につかんでいたそうです。
その6月の計画というのは当然アメリカのロサンゼルスで開催予定だった世界最大のゲームショウであるE3です。強力なグラフィック性能を誇るXbox Series Xと同じタイトルがプレイできる、より安価なモデルとしての発表のはずでした。

ところが新型コロナウイルスの影響でE3が中止となり、マイクロソフトの社内もリモートワーク主体を余儀なくされ、必然的にXbox Series XとSeries Sを同時進行で発表する計画は不可能との判断に至ったようです。
その結果として発表計画を見直し、5月から時間をかけて順次発表する「Xbox 20/20」と名付けた計画を策定しました。最終的に6月の発表はスキップし、7月ではなく8月にXbox Series S(コードネームLockhart)を発表することになったようです。

PS5の発表情報は実際に正しかったVentureBeatのライターであるJeffrey Grubb氏の情報では、マイクロソフトは6月にハードウェアの詳細を発表、7月はファーストパーティタイトルを発表(7月に関しては正式発表済)でした。実際には6月がなくなり、7月にはゲームタイトルの発表にとどめて翌8月にXbox Seires S発表という情報はJeffrey Grubb氏の情報とも整合性は取れています。

Xbox Series Sは最新の情報だとRAMが7.5GBあるが4 TFLOPSと言われ、Xbox Series Xに比べるとパフォーマンスはかなり劣るどころか、現行機であるXbox One Xの6 TFLOPSにも数字上は劣っていることになります。
総合的な性能だとアーキテクチャが新しい分現行ハイパフォーマンスモデルよりも上だと思われますが、性能をそこそこにして安価なモデルというのは、スマートフォンで言うところのミドルレンジという販売のボリュームゾーンに相当します。Xbox Series Sは一般消費者にとっては手を出しやすいモデルになることは間違いありません。
ライバルのソニーは単なるディスクレスモデルのDigital EditionでXbox Series Sと対峙しなければならないので、価格面で消費者が興味を持つのはXbox Seires Sになるでしょう。

こうなると興味はPS5とXboxの販売価格のみです。両社とも早くそれを発表して欲しいところです。

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