Gamesindustryで、今年のE3にソニーは参加しないと伝えていました。
E3は世界最大のゲームショウですが、ソニーの不参加は昨年に続き2年連続です。
SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント:PlayStationハードウェアおよびソフトウェアの企画・開発・製造・販売を行う企業)のスポークスマンはE3を主催するアメリカのゲーム産業業界団体であるESA(Entertainment Software Association:エンターテインメントソフトウェア協会)に敬意は表しつつも
「E3 2020のビジョンは今年我々が注力したいことを実現するべき場所ではない」
としてSIEとしてE3には参加しないと語り、代わりにカスタマーへのアプローチの場として「今年2020年は世界中の数多くのコンシューマーイベントに参加するグローバルイベント戦略を構築する」としてします。
要するに、E3ではないイベントでPS5を発表するということです。
マイクロソフトは逆にソニーが参加しない可能性があるのでE3を盛り上げるのは我々が、と計画を練っているという情報があります。PS5とXbox Series Xとの次世代機一騎打ちを楽しみにしていたユーザーにとっては残念なニュースです。同一期間同一会場でライバル機が互いに発表することでユーザーは、おのずと行われるメディアによる比較レポートによって購入時の検討材料にすると思いますがSIEはそれを避けたことになります。
E3は北米だけでなく世界中が注目するゲームイベントだと思っていましたが(日本でも一般向けニュースそして普通に報道されます)、発表する側としてはデメリットの方が多いと分析していることになります。昨年もソニーはE3参加を見送ったので、その経験を持った上でPS5を発売することを発表している今年の見送りも決めてしまったことは非常に残念です。