TheVergeで、AMDがCES 2020でXbox Series Xの背面も分かるCG動画を公開したが、AMD自身が本物ではないと認めたことを伝えていました。
動画はこれです。
AMD just gave us a look at the rear of the Xbox Series X. It has ethernet, 2X USB-C and 2X HDMI pic.twitter.com/NV6y40ncGC
— Tom Warren (@tomwarren) January 6, 2020
動画の中に背面のポート(端子)が写っているのが分かります。
暗いので無理矢理明るくしてみました。
背面ポートの存在は明らかです。
マイクロソフトは公式には一切発表していない情報であり、かつチップメーカーであるAMD初の情報であったため、Xbox Series Xの端子類が明らかになったと海外では大きなニュースになりました。
その端子類情報は以下です。
フロント側
・USB Type-A x1
リア側
・Ethernet x1
・HDMI x2
・S/PDIF x1
・USB-C x2
ところが、実際にはAMDが使ったXbox Series XのCGは3Dモデルを販売するTurboSquid.comが作成した物で、いわゆる本物ではない「フェイクCG」でした。AMD自身もフェイクであることを認めました。
AMDはチップメーカー、Xbox Series XはAMDのアーキテクチャZen 2を採用すると言われていますのでAMDがXbox Series Xの情報を出したら、それはマイクロソフトが発表したことと同等だと誰もが考えるでしょう。どうもAMDには海外の多数のメディアから問い合わせが来たようで、火消しに躍起になっています。
ただ、そこまで安易によそから持ってきたCGをはめ込んで公の場で公表までするかなと思わなくはありません。担当者が「これなら位置は違うけど本物と似たような物だから流用しよう」と考えただけで情報としては本物と同じだったという可能性も排除できないかなと思います。AMDとしては本物ではないと否定する事態であることには変わりませんが。