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Switch向けPSPエミュレータ PPSSPPのスタンドアロン版リリース

GBATempで、m4xw氏がPSPエミュレータPPSSPPをマルチシステムエミュレーターRetroArchのLibretroコアへ移植することでPPSSPPをNintendo Switchへ移植したPPSSPP Standalone Switch Public Betaをリリースしていました。(郡司康さん情報ありがとね)

先週末に月曜(日本時間だと7月23日あたり)にリリースすると予告していたので、待っていた方は多いかもしれません。

今回のパブリックリリースは”スタンドアロン版”、つまりRetroArchエミュレータ上で起動させる物ではなく単独で起動するSwitch向けのPSPエミュレータになります。そのため配布されているPPSSPPは.NRO形式になっています。

Switch向けPPSSPPとしてはグラフィックAPIが異なるGLES2版(PPSSPP_GLES2.nro)とGL版(PPSSPP_GL.nro)の2種類が配布されていますが、GLES2版は『グランド・セフト・オート』シリーズ(『Grand Theft Auto:Vice City Stories』など)でグラフィックの不具合が起こらないようにしたもので、一般的には安定していて不具合も少ないGL版を使います。

Switch版以外のPPSSPPのセーブデータとは互換性がありますが、ステートセーブデータとは互換性はないのでご注意下さい。ステートセーブデータについてはm4xw氏は今後エクスポート機能を用意する計画を持っているようです。

また、ツールチェーンの不具合で15以上のゲームがある状態で起動するとクラッシュしてしまうことが分かっています。運用でクラッシュを回避する必要があります。

インストールはPPSSPP Standalone Switch Public Betaのアーカイブをダウンロードして解凍した中にあるswitchフォルダをmicroSDカードのルートにコピーするだけです。Switch Homebrew Launcher(nx-hbmenu)から起動できます。

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