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次世代PlayStation VR アイトラッキングを使った可変解像度

Inverseで、ソニーの特許出願により次世代のPlayStation VRがアイトラッキングにより見ているものの解像度を上げて見ていないものの解像度を下げると言った機能が盛り込まれる可能性があると伝えていました。

あくまでも特許ですのでこれがPS VRの製品に実装されることを示している訳ではありませんが、それを想定して申請した特許であることは疑う余地はありません。

PSVRに内蔵された加速度センサー、ジャイロセンサーなどを駆使してプレイヤーの頭の位置と目の動きを追跡するアイトラッキングを行い、見ている部分を検出して高品質の映像で表示し、視野外の映像の解像度を意図的に落として安定したフレームレートを実現するという特許です。

通常ディスプレイというのは解像度を決めて出力するので1つの画面内で解像度が異なるということはありません。PSVRも例外ではないので映像信号としての表示解像度は一定ですが、レンダリングする時点で差を設けて処理時間を短縮することで解像度を可変させるというのはアイディアとしては面白いと思います。
集中して見ているものだけ高解像度で見えるようにして、視界に入っているだけで表示さえされていれば構わない程度ものは解像度を落としてレンダリングすれば、その分の処理は当然軽くなります。

また、PS5でも現行のPSVRは利用できることが発表されていますが、PSVRの次世代機も実際には開発されていて、リーク情報によると
・価格は250ドル
・発売は2020年
・解像度は2560 x 1440をサポート
・リフレッシュレート120MHz
・視野角220度
・ワイヤレスでバッテリー駆動時間は5時間
と言われています。

価格が現行モデルよりも安価な価格でスタートすることが最も大きな魅力ですが、アイトラッキングによる可変解像度を使うことで現行モデルよりも大幅にスペックアップしそうなことも楽しみですね。

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