任天堂が、バッテリー持続時間が長くなったNintendo Switchの新モデルを2019年8月下旬より発売すると発表していました。(ななしさん、陽平さん情報ありがとね)
発表は突然でした。
[任天堂HP]バッテリー持続時間が長くなったNintendo Switchの新モデルに関するお知らせを掲載しました。 https://t.co/ONuBgOIrd2
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) July 17, 2019
新モデルと現行モデルの主な違いは
・パッケージが違う(見た目で見分けるにはパッケージしかない)
・バッテリー持続時間が1.8倍程度長い
です。化粧箱がないと見た目は違いが分かりません。Joy-Conの色の組み合わせも「ネオンブルー・ネオンレッド」と「グレー」なので現行モデルから全く変わっていません。
おそらくシリアルナンバーが異なりますのでいずれはシリアル番号で旧型と新型の区別が付けられるようになるでしょう。
現行モデルと新型の大きな違いはただ1つ。バッテリーの持続時間の数値です。
そのバッテリーの持続時間ですが、現行モデルが約2.5〜6.5時間に対して新型は約4.5〜9.0時間と発表されています。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』をプレイしたときには現行モデルが約3時間で新型モデルが約5.5時間。およそ1.8倍長くバッテリーが持つ計算になります。Switch Liteのゼルダプレイ時間は約4時間ですので、Liteよりも新型はバッテリーの持ちが良いと言うことになります。
新型の重量は約398gと現行モデルから変化がありません。したがって新型はバッテリー容量を大幅に増やしたモデルではなく消費電力を抑えたモデルということになります。
先日公開した「Nintendo Switchのもうひとつの新型高性能モデル 10月には発売か」という考察記事でNintendo Switch Liteの他にもう一つあるという新型Switchについて以下のように書きました。
いわゆる噂のSwitch Proはお値段そのまま見た目も変わらない”新型”Switchとして9月20日前後に流通し始めることになります。要するにSoCをMarikoに変えて若干性能的には向上しているかもしれないが基本的には中身をマイナーチェンジしただけのものがProモデルとか高性能版と呼ばれていた”新型”Switchの正体ということです。10月には確実に市場に出回っているのではないでしょうか。
発売時期だけは想定よりちょっと早かったですが、予測通り「お値段そのまま見た目も変わらない”新型”Switch」が発表されたことになります。具体的なスペックはまだ分かりませんが、SoCをバージョンアップして消費電力を抑える方向に振った可能性が高いことは間違いないと言えるでしょう。したがって新型SwitchはMarikoのTegra 214をSoCとして採用したモデルです。
Switchのバッテリーの持ちに関しては、私自身も感じでいましたがかなり心許ないです。これさえ改善されれば相当ストレスフリーで満足度の高いデバイスになるので、携帯モードメインで使っている場合今回の新型に魅力を感じる方も多いのではないでしょうか。
ただ、ここまで見た目を変えないのはちょっとやり過ぎのように感じます。せめてJoy-Conでいいので今までにないカラーを設定して欲しかったと個人的には思います。
もっとも、今回は狙って現行モデルと見た目を変えなかったのでしょう。わざと初期モデルと変えなかったことで、いずれ中古で初期型を探そうとするとシリアル確認が必要になってしまいます。この全く同じカラーバリエーションはその意味では障害にしかなりません。
また、新型では内蔵メモリ容量を変更していないようですので事実上下がっているはずの製造コスト分は価格に反映されませんでした。そこが残念です。
なお、2019.9.27(金)発売の『ドラゴンクエストXI S ロトエディション』もMarikoさんの新型です。そもそもMarikoさんはFusée Gelée対策の必要性から出発していますので、バッテリーの持ちこそうらやましいですがこの子はMarikoさんなのです。
相対的に電池の持ちが悪いはずの旧機種が、はやく中古市場に供給されますように。
# unlock できないデバイスは、もういやだ。。