Team Xecuterが、Fusée Geléeと同じNVIDIA Tegraの脆弱性を利用したNintendo Switchハック製品Xecuter SXで使用するOS(カスタムファームウェア)SX OS v2.5.3 STABLEをリリースしていました。
TSEC(Tegra Security Co-processor)のファームウェアの更新等により7.0.0ではSX OS含むカスタムファームウェアが起動しない状況になりましたが、Team Xecuterがこのタイミングで出すとSX OSは7.0.0をサポートしたかのように感じますね。
実は残念ながらSX OSのバージョンがSX OS v2.5.2からSX OS v2.5.3にアップデートしただけのマイナーアップデートに限りなく近く、7.0.0対策のアップデートとはいえませんが7.0.0対策に一歩近づいたアップデートであることは間違いありません。
変更点は以下です。
・System NANDを7.0.0にアップデートしてもEmuNAND 6.2で起動が可能に
7.0.0にアップデートしてしまうと、6.2のEmuNANDが起動しなくなってしまいます。こうなると7.0ではそもそも起動しないSX OSは全く使えなくなってしまうためTeam Xecuterでは調査をしてそれを修正することに成功しました。
まだ7.0.0 EmuNANDには対応できていませんが、誤って7.0.0へアップデートしてしまってもSX OSを使える手段ができたことは大きな意味があると思います。当座しのぎのリリースだとは思いますので本当の意味での7.0.0対策が待たれます。