不具合修正 Atmosphère 0.8.1

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.8.1をリリースしていました。(cloverさん情報ありがとね)


2回続けてというのは珍しいと思います。Atmosphere 0.8.1がリリースされました。https://github.com/Atmosphere-NX/Atmosphere/releases/tag/0.8.1

AutoRCMプロテクトが効かないことが希にあるという競合を引き起こす不具合(失礼しました!)の修正その他が含まれています。

Atmosphereのbis_protectで、SwitchのNS(Nintendo User Interface Shell)サービスでBCT公開鍵を上書きできるようにしてしまい競合を引き起こすバグがあり、その結果AutoRCMプロテクト機能を破損させてしまうことがあったようです。

また、SMMU(System Memory Management Unit)の有効化に失敗するという不具合も修正されました。次のアップデートまで待たせたら良くないと考えたのでしょう。2回連続のアップデート公開の理由はそのあたりにありそうです。

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『不具合修正 Atmosphère 0.8.1』へのコメント

  1. 名前: 投稿日:2018/12/01(土) 19:27:48 ID:234619227 返信

    Atmosphereの開発力がすごすぎて言葉も出ないですね
    某SXのような技術を盗むことしかできない奴らには金払う必要ないです

  2. 名前:cyan 投稿日:2018/12/06(木) 02:43:21 ID:3eb2d5087 返信

    ver6.2.0の本体に、このバージョンのAtomosphereを導入し、hblからretroarchを起動して、N64のRomを読み込むとフリーズしてしまう現象に。Atmosphereがエラーを吐いて強制終了させられてしまいました。SNES、GBA、GBなどは正常にプレイできるのですが何か原因などわかりますでしょうか?