ファミ通.comで、マイクロソフトがアメリカ ロサンゼルスで開催されたイベント「Xbox E3 2018 Briefing」において次世代のXboxを開発中であることを公表していました。(Jojaさん情報ありがとね)
2013年の年末商戦期に発売された現行Xbox Oneは、今年の冬で丸5年を迎えることになります。そろそろ次世代機の話が出てきてもおかしくはありません。
実は「Xbox E3 2018 Briefing」プレゼンテーションを行ったマイクロソフトXbox部門トップのPhil Spencer氏は、特段Xbox Oneの次世代機を開発していることだけを取り上げて話をしていません。話の流れの中で言及したレベルです。
私自身その時のストリーミング中継を見ていなかったのですが、このことを伝えるメディアの話を統合すると
・クラウドを活用し多くのデバイスでゲームプレイできるゲームストリーミングシステムを開発中
・コンソールゲームの新たな基準を示すべく、新しいXboxゲーム機の設計に本格的に取り組んでいる
ということをPhil Spencer氏が話したようです。
これを聞いたメディアによって捉え方が若干変わっているのが今回目立ちます。
ファミ通はゲームストリーミングシステムの対応機種の一つとして次世代Xboxの存在が発表されたとのニュアンスで伝え、CNETは新型ゲーム機開発は大きな賭けだとして否定的な捉え方をし、Engadget日本版は”New Xbox Consoles”と複数形だったから次世代Xboxは複数あると報じています。
正直Xboxに関してはそもそも日本で盛り上がっていないのですが、世界的にも次世代機が待たれる状況でもなかったため、突然の次世代機の存在公式発表に驚いた方が多いでしょう。任天堂がコードネームNXとして、のちにSwitchとなるゲーム機開発の事実を早々と公表したことと重なります。任天堂と同じ戦略で市場に新型Xboxを話題性で浸透させようとしているのかもしれません。それにしては発表の仕方が淡白ですが。