GBATempで、moriczgergo氏がRaspberry Piを使ってSwitchでFusée Geléeのfusee-launcherを実行するためのカスタムRaspbianイメージFusée à la Framboise(fusee-framboise)をリリースしていました。
PCを使わずにfusee-launcherを使ってSwitchでペイロードを読み込めるにしようという動きは当然でてくると思っていました。いちいちPCを起動して繋ぎたくないというのは当然誰もが思うでしょう。その解決策の一つが超小型PC Raspberry Pi(ラズパイ)を使って何となくポータブルなお手軽っぽさを演出する方法です。
moriczgergo氏はRaspberry Pi Zero(Zeroが電源にするモバイルバッテリーを選ばないのでいいらしいです)にインストールするRaspberry Pi専用Linuxディストリビューション「Raspbian」をカスタマイズし、fusee-launcherのmodshipd.shをループするようにしたイメージファイルを作りました。OSを起動すると勝手にfusee-launcherが実行されてFusée Gelée待機状態になっている感じだと思います。
イメージファイルのメリットはSDカードにそのままコピーしてRaspberry Piにセットすればそのまま書き込んだOSで起動できるところにあります。modshipd.shをループして勝手に実行するOSになっているので、見た目上は電源入れたRaspberry PiにSwitchを差し込むだけでハックが完了することになります。ある程度自動化できるところはしてしまっているだけとも言えますが、お手軽っぽい演出にはなります。
イメージファイルはGitHubで公開されています。