HackMiiで、かつてのTeam Twiizers、今のfail0verflowチームのmarcan氏がHomebrew Channelをオープンソースとして公開したことを発表していました。
北米ではニンテンドーWiiは2006年11月19日に発売されました。ちょうど先週末に10周年を迎えたことになります。
marcan氏はその10周年を記念して、長くWiiのHomebrewローダーとして君臨して来たHomebrew Channelをついにオープンソースとして公開することに決めました。
Homebrew ChannelはWiiの時代に始まり、現行のWii UでもvWii(Wiiエミュレータ)のHomebrewローダーとしてまだ最前線で活躍中です。
PS3ハッキングチームとしてfail0verflowというチーム名で活躍していたかつてのTeam Twiizersは、メンバーはほぼ変わらないもののメンバーの一人であるbushing氏が今年の2月に亡くなったこともあり、最近ではあまり活動はしていませんでした。オープンソース化にはそういった背景もあるのかもしれません。
Homebrew Channelの思想は3DSのHomebrew Channelにも引き継がれました。きっと今後も様々なハッキングシーンでその思想が踏襲されて行くことでしょう。そういった意味ではちょうどいいタイミングでソースコードが公開されたと言えそうです。
Homebrew Channelのソースコードは
https://github.com/fail0verflow/hbc
で公開されています。
なお、今回公開されたソースコードにはWii UのvWii におけるアスペクト比の不具合の修正が含まれ、タイトルIDも変更になっています。ビルドされたリリース版は公開されていないようですので、その不具合修正を反映される場合は自分でビルドしなければなりません。ご注意下さい。
最後の最後に「しなけれぼ」…