昨年末時点で噂に上がっていた、スペックアップした4インチiPhone
が、本日行われたAppleのスペシャルイベントでiPhone SEとして発表されました。
iPhone 3GS⇨iPhone 4S⇨iPhone 5sと歴代セカンドモデルを愛用し続け、6や6sはでかすぎる(ましてやPlusなんてありえない)と思っている私が求めていたものが発表されたことになります。
このブログは普段iPhoneは扱いませんし、今まで特段4インチiPhoneのことを熱く伝えてきた訳でもありませんので、iPhone SEの詳細についてはその道の専門サイトにお任せします。一言で言うと最新のiPhone 6sスペックをiPhone 5sの筐体に詰め込んだもので、iPhone 5sを「小さいからこれがいい。今のは大きくて買い換える気がしない。スペックは羨ましいとは思うけど5sでも十分。」と言い続けているユーザーは経済的問題以外に買い換ない理由はない、と言い切れるほどの内容です。
今回iPhone SEが正式に発表され、5sと筐体がほぼ同じだったことで頭に浮かんだのは以下でした。
「アクセサリーメーカー、特にケースなどは販売終了間際の5sのものが再び脚光を浴びて活性化するのではないか」
筐体がどうも5sとほぼ同じなので、本来なら設計からスタートして発売までに時間が掛かる防水ケースなんかもiPhone SE発売早々からコピー品含めて市場に十分な品そろえがあるというのはユーザーにとってもメリットが大きいと思います。
「春に4インチ小型モデル 秋にメインモデルのモデルチェンジをすることで、AppleはAndroidに対してモデルサイクルが長かった欠点を補うつもりではないか」
3月にiPhone SEを発表したことで、Appleは3月と9月の年2回、新型iPhoneを発表する機会を作り上げたことになります。半年ごとにモデルチェンジをすることが多いAndroidに対してのAppleとしての対抗策というところでしょうか。
「Appleは実は迷走しているのではいか」
iPhoneのバリエーションを増やしただけだということだけならいいのですが、過去に捨てたはずの4インチを復活させたことは事実です。さらに5sと同じ筐体なのにSEという名称のつけ方など、今後商品命名の法則を変えてくるのではないかと予想できる事実も見て取れます。例えば今日発表されたiPhone SEは「iPhone SE(Early 2016)」と呼ばれるのかもしれません。
なんとなくAppleとしての統一感を重視する方向に行っているようにも見えますが、それがユーザーに確実に伝わってこない時点で実はAppleは試行錯誤してもがき苦しんで迷走しかかっているのではないかと感じずにはいられません。今回のiPhone SEでAppleの思った結果が得られなかった場合さらに迷走の度を深めてしまう可能性があるのではないでしょうか。
私の近くにも小型端末(4インチ以下)を求めている人は多いから個人的には迷走とは思いませんでしたが、果たしてこれがどのくらい売れるのかでも変わってきそうですね。
私は、お金が無いので到底買う気にはなれませんが、CPUにA9プロセッサー(Hey Siriを使うためにも必要)や、12MPのカメラ搭載などなど、iPhone 6sと同性能というのも考えるといずれかは欲しい端末でもありますね。